HuffingtonPostが新しいアプリ「Huffpost Realtime」を公開してた
ファーストビューにどどーん
右にスワイプでブクマ
写真のスライドショーはFacebook風
アプリにうつる競争の舞台
2年ほど前までは「ブラウザだー」みたいな雰囲気もあったが、ここ最近では競争の舞台がアプリに移行している。昨年10月にニールセンが発表した調査では、アプリはスマホの利用時間のうち72%も占めていたそうな。
また、一人あたり月に1回以上使用するアプリは27個で、月に10回以上となると9個しかない。毎日数多くのアプリが発表されているにも関わらず、ホーム画面のトップに置かれないアプリは全然使われない、っていう構造だ。
アメリカでの調査結果でもアプリの利用個数は日本と同等の個数になっており、過去の推移をみても増加していませんので、今後日本でも、利用されるアプリの個数は27個前後を推移するであろうと予想されます。そのため、ユーザーに日々利用してもらえる新たなアプリをリリースする場合、アプリを提供する企業は既存のアプリを押しのけることができるものを作る必要があります
スマホ利用は27個のアプリで利用時間の72%を占める~ニールセン スマホアプリ利用状況を発表~ | ニュースリリース | ニールセン株式会社
「Realtime」でアプリ競争をどう戦うのだろう。市場はそのうち競争過熱で焦土になってしまうのだろうか。メディアバブルのこのご時世、一度全て吹っ飛んで阿鼻叫喚地獄となってしまえば、それはそれでそれぞれの矜持を垣間見ることができるのかもしれないなあと夢に見てまた寝る。
「新しいメディア」の虚無感
メディア界隈の変化が激しい。スマホシフトとソーシャルメディアの隆盛で情報流通構造はここ数年で激変したし、それは既存メディアのビジネスモデルやコンテンツの在り方にまで影響を及ぼしている。各社(の中の一部の人たち)はこれまでの戦い方ではまずいと、新しい環境に適応しようともがき、試行錯誤を繰り返している。
その一方で新しい勢力も出てきた。数多くのバイラルメディアやニュースアプリ。僕はどれほどの残骸を眺めてきただろう。
大量のガソリンを積んで登場したそれらの多くはさほど燃焼せずに退場し、幸運な幾つかはnetgeekに取り上げられてちょっとした花火を打ち上げてその後は定常運転だ。人はそれをスペースデブリと呼ぶ。
メディア市場の動向を探れば新しい何かが見えるかなあと思い、ニュース界隈に関わってからの2年半、ウォッチを続けてきた。著名人がブログを書いてはそれを読んでヒントを探り、新しいメディアが生まれては「あー、あそことバッティングするなあ、どう戦うんだろう」と思いながらはてブしたりツイートしたりしてきた。
生来からの収集癖で情報を集めるのは全く苦でなかったし、変化し続ける環境に身をおくのもどこか楽しさがあった。寝不足でもRSSリーダーの未読数をゼロにしないと落ち着かなかった。新しい何かが生まれる瞬間を見逃すのではないか、という奇妙な焦りがあった。ビッグウェーブを逃したくなかったのだ。
この数年で「ウェーブ」は幾つもあった。「NEWSどうぞ」なんてくっそダサい名前だったSmartNewsは今やニュースアプリの旗手として半端ない存在感を放っているし、The Huffington Postはいわゆる「バイラル」ではないけれども、ソーシャルからのトラフィックを地盤に成長を続け、今や「バイラル」の成功例だ。
そのウェーブに伴い、「これからのメディア」なんてイベントや議論を見かけることも多くなった。メディアウォッチャーも増え続け、上述したように色んなメディアなんかも出てきた。
価値ある何かは生まれたのだろうか。
僕の日々は特に何も変わらなかった。RSSリーダーを未読件数ゼロにしてからはてブをみて、ツイートをあさってふむふむとニュースを読み込む。別に新しい体験をもたらしてくれるメディアやコンテンツを、日常的に消費することなんてなかった。
「新しいメディア」や「新しいコンテンツ」は市場最適化したカタチで僕の前に現れるだけだった。「ソーシャルを基軸とした住宅・ライフ系コンテンツに市場可能性を感じる」。例えば、そう言った人たちがパッケージングを変えてやってきただけだった。
もちろんそれはそれで「新しく」はあるのだけれども、特に僕の中の何かが変わるわけではなかった。変化したのは流通だけだった。
流通の変化に最適化しただけのコンテンツ。
そんなことを二日酔いの頭でぼんやりと考えていると、なんだか虚しくなってきた。手元のiPhoneは今日もニュースアプリのプッシュに筺体を震わせる。「カカシと性行為した男性が変死 現場に奇妙な光景=アルゼンチン」。どうやらそれが、最適な情報を最適に届ける新しい時代のメディアのプッシュらしかった。カカシ。
最近になって、本を読むことが増えた。休日になると数冊の本を持って近所の焼鳥屋に行き、それを読む。お腹がふくれると今度は自宅に帰ってコーヒーを飲みながら読む。目が疲れてくると猫と遊ぶ。
下野新聞の60回にわたる連載「貧困の中の子ども」。そこには「新しいメディア」なんてものは皆無だし、文体はどちらかというとトラディショナルだ。でも、胸にくるものがあった。
貧困の連鎖と、そこから脱することのできない家庭環境の複雑さ、支援する人たちの思慮と家庭に関与することの難しさ。
「新しい」ってのは一旦置いておいて、いま、汗をかいている人は誰なんだろうと思った。脳裏に浮かんだのは少なくともカカシではなかった。僕は汗をかくカカシを知らない。
「新しい」を考え続けるのは大事だし、模索するのも良いけど、現実的に汗をかいて誰かの役に立つコンテンツを作り続けている人たちを忘れちゃいけないなあと、ガンガン痛む頭の中でぼんやりと思う。カカシの裏では、リアルな汗をかいている人たちがいるのだ。僕はそのことを忘れてしまいがちだけれども。
記事読了率とシェアは無関係なのか
コンテンツマーケティング、ネイティブアドの隆盛を背景に、読了率をめぐる話題がホットなようだ。記事を通じてユーザーを見込み客へと育てたい広告主側と、スマホ市場の拡大でPVベースの収益構造に限界が見え始めたメディア側、双方のニーズにより盛り上がってきたのではないか。
これまではどの程度読まれたのかという指標に「シェア」を用いることもあったかと思うが、シェアと読了率はどのような関係性にあるのだろう?
関係性をさぐるのが難しい「シェアと読了率」
Upworthyが2014年の2月に発表した調査結果によると、シェアと読了率は簡単な1次関数のような関係性ではないらしい。
コンテンツの訪問者に占めるそのコンテンツをシェアした人の割合と、コンテンツのAttention Minutes(コンテンツの何%を読んだか)の相関関係をグラフ化した図がこちら(資料:Upworthy)。
25%読んだだけの訪問者でもその8%近くがシェアしているが、完全に読了した後もコンテンツを開いている訪問者に占めるシェアした人の割合の方が高いことが分かる。最もシェアする人の割合が低いのは8割ほど読んでからコンテンツを離れた場合で、コンテンツにシェアする価値がないと判断した結果だろう。
読まずにシェアする人は意外と少ない──Upworthy調べ - ITmedia ニュース
Slateによる調査(Chartbeatsというツール使用)もシェアと読了率の関係性を読み解こうとしたものの一つだ。
多くの訪問者はスクロールせずに離脱し、50%前後を境に読了率は減少していく。
そして読了率(スクロール率というべきか)とツイートの関係性をグラフ化したのが上の図だ。うむ、さっぱり分からん。無関係じゃね。
Chartbeatの主任データサイエンティストを務めるJosh Schwartz氏は次のように述べる。
(ある記事に関する)ツイート数とその記事へのトラフィック総数との間には、明らかに相関関係がある。だが、最もじっくりと読まれている記事と最も多くツイートされている記事との間に、関連性は全くない
多くの人はツイートした記事をあまり読んでいない--Chartbeat調査 - CNET Japan
読了率とはやや異なるが、BuzzFeedのデータサイエンティスト・チームは、シェアと滞在時間の関係性をこう話した。
ソーシャルメディアでシェアする人たちの大半は、デスクトップだと3分半、モバイルだと2分以上滞在してからシェアする。
You're not going to read this | The Verge
ここでいう「大半」がどの程度のものなのか、それぞれの滞在時間でどの程度シェア数に違いが出てくるのかなど、細かいグラフや記述を見つけることはできなかった。
「読了率」そのものがどうやって測定されているのか、スクロール率で測っているのかビーコン仕込んでビューで見ているのかなど、ツールによってバラバラではあるだろうが、読了率とシェアとの関係性は簡単には解き明かせなさそうだ。無関係じゃね。
色々と見ていて実感として思うのは、少なくともじっくり読む人はそんなにいなんだな、というものだ。「ざっくりvs.長文」なんてことが話題に上がったりもするが、文章の長短なんて本当はあんまり関係なくて、斜め読みでもざっくり主旨を理解できる文章構造だとか、何について述べているのかなどを想起させる画像の使い方であるとか、そういうものの方が大事なんじゃないのか、とか思ったりもする。
読了率でみるよりは、そういった構成要素とシェアとの関係性を読み解いたほうが、この場合は有益な結果が出るのかもしれない。
BuzzFeedとThe Guardianのシェアされているものが想像とズレてた
リスト型で稼いでいるんでしょ?と思っていた時期が私にもありました
「どうせリスト型とか速報なんでしょ?」と思っていた節もあったが、ソーシャル系分析サービスを提供するBuzzsumoの調査によると、どうやらBuzzFeedとThe Guardianで長文がシェアされている傾向にあるという。buzzsumo.com
対象となったのは4月1日〜10日の10日間、BuzzFeedは2,426記事(平均5,263シェア)、The Guardianは6,717記事(平均485シェア)。それぞれの投稿タイプ別の分布図は以下のようになっている。
「What Post」ってなんやねんという話はちょっと置いておいて、筆者は「BuzzFeedのショートコンテンツがシェアを稼いでいると思うかもしれないが」と述べる。が、実際のところは「3,000文字以下のコンテンツが多くを占めたが、長文の方が平均で38,000シェアされるなどかなりのパフォーマンスをたたき出している」。
昨年末に書いた投稿で、Huffington Post UKの編集長の長文について引用したことを思い出す。
「それは200文字で表現できないよね。君はツイートで反応することはできるけど、何を本当に意味しているのか、何について話しているのか、彼らの信念は何なのか、君のグッときたことについては、そんな少ない言葉じゃ表現できないはずだ」。
ハフポ編集長は、長文型の情報消費をサポートするものとして、「immersive(没入)」と「interactive」、「simpler combination of text and images(テキストと画像のシンプルな組み合わせ)」を挙げるが、そのあとに「君が書いているものに『中身』があること、その言葉が強くて意味深いものであること」も同様に大事であると話す。
なお、付け加えておくと、最もシェアされたものはBuzzFeed、The Guardianともに画像まとめだったらしい。
こちらの「小学校を思い出す画像まとめ」は3,000,000シェア。www.buzzfeed.com
こっちの「人口過剰、行き過ぎた消費が何をもたらすか」は500,000シェア。www.theguardian.com
ひたすらシェアを模索し続ける、特にBuzzFeedにとって、これも一過性のものかもしれない。実際にどのようなコンテンツがシェアされているのか実例を並べてみたわけではないのではっきりは言えないが、「パパッと作って終わり」の時代が終焉を迎えると、まあ悪くはないよなあと思ったりはするわけで(リスト型が悪いとかそんな簡単なことは思いません)。
とはいえ日本だとSNS市場が海外と比べてそこまで大きくないし、そこだけで重厚なコンテンツやろうとするとすぐ息切れしそうだなあなど思うので、地味にけんすうさんの取り組みが気になったりする。単価上げて体力つけて、ちゃんとしたの出そうとするの大事。
「長文は読まれる」って本当にそうなのか
ボクなんかの認識としては「紙媒体と違って文字数も気にせず、長文のインタビューを載せたり出来るのがネット媒体」だと思ってるんですけど、ネット媒体の人は「読者は長文は読まないから、とにかく文字数は減らして下さい」とか言ってきたりしがち。面白ければ長文でも読むはずなのに!
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2015, 4月 6
ネット長文インタビューの件。本当に面白い原稿は読まれるし、そもそも面白い原稿書く著者は、文章全体のリズムを整えたり、ここは本筋とは違うけどコクのある発言だから敢えて残そうとか、読み手のために細かい仕事してますよ。「ほぼインタビュー起こしじゃね?」みたいな駄文とは仕事の質が違う。
— 望月哲 (@mochisato) 2015, 4月 6
吉田豪さんご指摘の通り、ネットでは長文が武器になり得ます。下記の村西とおるさんインタビュー(http://t.co/muxdbKUUHv )は1万字超え。こちらの椎名林檎さんインタビュー(http://t.co/zWP32NpuC3 )も9千字近いですが、非常によく読まれました。
— 神庭亮介 (@kamba_ryosuke) 2015, 4月 6
検証の必要性
みんな「読まれる」って何をしてそう言ってるんだろう
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2015, 4月 6
「長文でも読まれる」「いやあスマホだとざっくりがいいよ」。
同業者とコンテンツの長さについて話が上がると、ここについてはTwitterでの反応を見ながら「読まれないわけではなさそう」といった結論に至ることが多い。まだ読了率などの指標を取り入れているところも少ないからか、どうもぼんやりとした会話になってしまう。
体感として長文でも読まれるもの、刺さるものがあるというのは理解できるが、ちゃんと読む人がどれくらいいるのか、読了率でいうとどの程度の消費率なのかは気になるところ。これ、ちゃんと検証したところあるのかなあ。
ネット媒体での長文、あるいは最近だとスマホ媒体での長文が受け入れられるか?は結構意見が分かれる。ぼくは比較的悲観的に見ている。いままで話聞いた人だと、楽観的あるいはむしろスマホで長文が読まれるという人もいる。
— 立薗理彦@Unityエンジニア募集中 (@mshk) 2015, 4月 6
ひとつ言えるのは、ページを開いたことを示すページビューと、最後まで読んだかということは分けて検証する必要があるということ。見出しだけ見て、シェアして、そして離脱というパターンも有りうる。
— 立薗理彦@Unityエンジニア募集中 (@mshk) 2015, 4月 6
長いにしろ短いにしろ、ユーザーにとって何かしらの「発見」がないとアカンねという点は変わらない。まあ、つまんなくて長文となるとガッカリ感が半端ない。
昨年末にハフポUK編集長の言っていたことを紹介したけれども、長文には長文であることの理由というか、必要性がないと単にだるい読み物になってしまう。「それは200文字で表現できないよね。君はツイートで反応することはできるけど、何を本当に意味しているのか、何について話しているのか、彼らの信念は何なのか、君のグッときたことについては、そんな少ない言葉じゃ表現できないはずだ」。
2015年は「バイラル」から「長文」に移り変わるのかもしれない - d_tettu's blog
今のスマホユーザーは浴びるほどの大量の情報にさらされているため、費やす時間に対して、どれだけのものが得られるか、という時間あたりの満足感についてはとにかく厳しい、というのが実感だ。長いのならば、長い必然性と最後まで読ませるクオリティを備えていなければ読まれない。単純だが、結局そういうことなのだと思う(伊藤大地)
データビジュアリゼーション、動画、長文記事......編集者として思ったこと【編集ノート】 | 伊藤大地
佐々木俊尚さんが語るTABI LABOとこれからのメディア像
ちょうど1年で、月間4000万PV、600万UUにまで成長したというTABI LABO。佐々木俊尚さんは「文化的な訴求力を保ちながら展開してきたという意味では、この成長ぶりはかなり驚異的なんじゃないかな」と話す。
これからの未来をつくる人の姿を描くというSpotwriteが3月29日に公開した動画から、TABI LABOと佐々木俊尚さんについて、主な部分を書き起こしてみた。これを見ると「あー名前貸しとかそういうさらっとした関係性じゃないのかもなあ」という印象を持つ。
TABI LABOについて語る佐々木俊尚さん
「色んなモノが変わってきている。明日はもっと良くなる、皆で頑張ればもっと豊かになれる。というようなモデルが成り立たなくなってきている中で、新しい生き方ってなんなのか、というようなことを考えなければいけない時期にきているのは間違いないです。
「そのタイミングが、2010年代の今だってことだと思います。
「世界中のコンテンツがあります。こういうのを集めてくる、自分の価値観で様々に探し出してくるというのがキュレーションという行為。例えば、どんな記事だったらTwitterでRTされるのか、どんな記事だったらFacebookでシェアされるのか様々なプラットフォームの特性と、こちらが配信するコンテンツの画像の使い方とか、文章の短さ、色んな要素によって、組み合わせが無限に広がっていくわけですね。
「その無限に広がっていく組み合わせを、きちんとデータ分析することによって、徹底的に読者のもとにきちんと送り届けるという。このやり方をどこまで構築できるか、ということだと思っています。
「我々はコンテンツをよりたくさん、我々の文化に沿った形で、紹介していくというのが、TABI LABOのやっていること。
「美食をしたりするよりも、家でみんなでご飯を食べたり飲んだりするほうが楽しいよねと、着心地の良い安い服を、普通にこざっぱり着こなそうという文化だったりとかですね。新しい世界的に生まれてきている都市文化みたいなものを、日本国内で一つのメディアとして表現していこうかなと考えています。
「世界に、ふれるためのメディア。
コミュニティ型へと進む
シーンは変わって代々木のTABI LABOオフィス。なんかアヒージョとか作ろうとしている。TABI LABO主催、アンバサダーを交えたパーティのための準備だとか。
「アンバサダーといって、TABI LABOのファンになってくれている人たちが何百人かいるんですけど、要するに、自分たちの代わりに良さを広めてくれる人を、アンバサダーという呼び方をしていて、一緒にコミュニティを作ってくれる人、みたいなイメージで捉えています。
「インターネットという双方向性のメディアが登場したことによって、メディアの役割がですね、お互いのコミュニケーションを増幅させるような、そういう、一種の新しい場を作る方向にきてるんじゃないかなと考えています。
「TABI LABOのやっていることは単にコンテンツを流すことだけじゃなくて、そのコンテンツを軸にして、多くの人が集まり、それで人々は一つの新しいTABI LABOというコミュニティ形成する、そういう方向に進みつつあります。
メディアの将来像は
「基本的にジャーナリズムというのはですね、すごい第3者的な立ち位置なんですね。自分自身でTwitterとかFacebookとかで発信できるようになってしまうと、第3者であるジャーナリストの役割って一体何なんだっていうことが問い直されるような状況でもあるわけですよ。
「そういう時に「自分自身が行動すること=一つの表現」となるというような新しいジャーナリズム、新しい表現者の在り方というのが僕は必要なんじゃないかと思っていて。だから今、TABI LABOという新しいメディアは新しい人と作るっていうことも、僕にとっては新しいメディア表現であると。
「だから「行動=メディア」という風に変わってきているというのはありますね。
「メディアと言うのはですね、空間なんですね。立体的な。かつて、テレビ見ているときはお茶の間だけ、新聞を読んでいるときは新聞紙の中だけだったんだけど、今メディア空間ってスマホとかすごく我々の生きている空間、生活部分そのものが全てメディア化されていくであろうと。
「だから、10年先、20年先のメディアってなかなか想像がつかないんですけど、とにかくその全ての生活空間のインフラになっていく、そういう基盤としてのメディア、っていう将来像を僕は考えています。
メディア化していく「自分」
アンバサダーの一人の男性は「リアルなところで繋がっていけば、そこでもなにか違う縁が生まれてくるんじゃないかなと思うから。例えばここでネットワークが出来たとしたら、この人と何かやってみたいなとか。そういうのがどんどん広がってくれるといいかなと思います」と話す。
ここでは、コンテンツの話は全く出てこない。
BuzzFeedとHuffington Post共同ファンダのJonah Perettiはかつて、Facebookの世界におけるコンテンツの役割について「メディアはあなたの感情を説明するために存在する」「人々は自分を定義するものをシェアする」と話した。
世界観そのものは似ている。その世界ではコンテンツは別になくても良いとさえ思えてくる。大事なのはコンテンツの在り方ではなくて、関係性の在り方や、「場」なのかもしれない。
バイラルメディアを名乗っていたあらゆるメディアが今では死屍累々と聞くが、見ていた世界がそもそも違っていたような気がする。
コンテンツは重要だが、もっと重要なのは、友だちと笑いを共有できることだ。by Jonah Peretti
「講談社の編集局が消える」への反応アレコレ
1941年から続いてきた「編集局」が、「事業局」と名称を変えて再編されるとか。
第一編集局など現在13ある編集系のセクションは、第一事業局~第六事業局に再編。書籍や雑誌を編集して終わりではなく、読者へ届ける方策まで意識し、関連事業も含めて発展させることを目的とする。このため一部の局には、内部に広告営業の機能も加えた。
70年以上続いた「編集局」、講談社から消える (読売新聞) - Yahoo!ニュース
個人的には時代の変化に対応するっていう判断で、いいじゃないのかなあという印象なのだけれども、どうなんだろう。「編集」ではなく「事業」に注力することで、金銭・数値的な判断軸が増しそうではあるけれども、出版系の人ってもともとそこを承知のうえで「うまいことやる」気質があるんじゃないかなあという気はする。どうなんだろうねえ。
講談社が、27局・4室・2役員直轄部体制を、12局・2室と再編するのは、ドラスティック。編集局という名前を止めて事業局とするというのは、もはや「出版社」ではないということなのかしら!? ちなみに某社も大幅組織改編の噂が…。 http://t.co/E2MFyXj9Sv
— 三崎尚人 (@nmisaki) 2015, 2月 26
講談社の野間省伸社長は(中略)「自分たちが創ったコンテンツがオートマティックに読者に届いた時代は終わった。コンテンツの形態・内容などに応じて最も適切な伝え方を新たに開発する必要性がある」なるほど、これは編集局ではなく事業局なわけですね。http://t.co/cINoPhxa0F
— 三崎尚人 (@nmisaki) 2015, 2月 26
↓RTの講談社、「本を編集して終わりではなく」とエクスキューズされても、お金になるエンターテイメント事業以外は切り捨てる=文化は扱わない宣言だと受け取れる。
— 徳永京子 (@k_tokunaga) 2015, 2月 28
講談社の編集局廃止で思うけど、「エンターテイメントコンテンツ」の追求がどうもKADOKAWA代表に流行っているけど、それって本の本質ではないと思うんだよね。考えさせる本や勉強する本がなくなって久しい。理論書とか売れないんだろうけど、それが今の出版不況の原因でもあると思う。
— k@nd@ yud@i(壊れたPG) (@kandayudai) 2015, 2月 28
結局もうマスはなくて、ニッチメディアに徹しろってのは分かるんだけどさー講談社が「編集局」を廃止するって、よっぽどですぜ。出版社が出版社であることを放棄するに近いと思う。下手したら全部のページがタイアップになるってことですわ。
— ですも ばりゅー (@desmovalue) 2015, 2月 28
こういう話で外注していくのをコスト削減だけで語って非難するのは簡単だけど、フリーの編集者がいいものを作れる環境に転換できるかでもあるはずよね(まぁコストが先でろくなことなさそうやけど)「70年以上続いた「編集局」、講談社から消える http://t.co/WEsAn5FiJA
— 糖類の上 (@tinouye) 2015, 2月 28
ブランドを生かすって意味ではワンストップは有効だけど、局地的に生態系を維持させることだけに特化させればいいか、というのもまた悩ましいね ; 70年以上続いた「編集局」、講談社から消える http://t.co/EHebazSwG7
— D.D. (@katydidinwinter) 2015, 2月 28
70年以上続いた「編集局」、講談社から消える(読売新聞) - Yahoo!ニュース http://t.co/1hvtVhgRBd
バブル組にポストを与えるために無駄に部門を増やしていた会社も多かったが、ここへきて業界を問わず改革を断行する会社が増えてきたな。良いことだよ。
— なすびあき (@nasubiaki) 2015, 2月 28
以前、読んだ本で「出版社は近い将来部署単位に子会社化されコンテンツの運用、管理まで行い独立採算性になる」みたいな記述を読んだけど、今回の事はそれに近いモノを感じる。
http://t.co/bABqHFFQtf
— 瀬尾 順 (@junseorz) 2015, 2月 28
withnewsの「東洋経済、月間1億PVの秘密」はリトマス試験紙なのか
このインタビューについてどう感じるかは、メディア関係者にとって良い”リトマス試験紙”なのではないかと思う。おそらく、この内容について「すごい」的な感想を持つのであれば、インタビューの聞き手もしくは対象と近しい人か、ネットメディア関連のこれまでの議論に関心を持っていなかったか、単に感動屋さんなのか、いずれかなのではないだろうか。
『withnews』東洋経済オンライン山田編集長インタビューは良い”リトマス試験紙”説
東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 - withnews(ウィズニュース)
「あんな無料サイトに書くな」 東洋経済は意識をどう変えたか・中 - withnews(ウィズニュース)
編集部8人で「年商10億円」へ 東洋経済オンラインの稼ぎ方・下 - withnews(ウィズニュース)
withnewsが二週間ほど前に出した、東洋経済オンライン編集長へのインタビュー記事。メディア界隈の人が多く反応し、その多くが「面白い」「勉強になった」というものだった。運営手法やビジネスモデルについて思ったよりも開けっ広げに話しており、個人的にも興味深いものだった。だってあの赤丸急上昇中の東洋経済オンラインさんじゃないですか、そりゃ内情は気になります。
ただ、一部ではトラフィック最大化の手法に強く関心が寄せられることや、前任編集長・佐々木さんへの姿勢にちょっと思うところもあったようだった。
聞き手の古田さんがツイートしていたこともあり、改めて、あまり賛同的なものではない「違った角度からの視点」と合わせてまとめてみた。考えさせられるものがあるかもしれない。
拾ったつぶやき
立ち上げフェーズと拡大フェーズで編集長の役割は多少変わってくると思うので、それが上手く噛み合ったのではないかと。 ┃ 東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 - withnews http://t.co/pySro1o9Al #withnews
— Takuya Koroku (@coroMonta) February 9, 2015
この記事読むとPVをKPIにして良いものなのかという考えになる / “東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 - withnews(ウィズニュース)” http://t.co/wm5FK9S4mm
— yu- (@sanoro51) February 9, 2015
“あるべきWebメディアの姿”みたいな議論を散々してきた結果、「見出しやソーシャル投稿のやり方を工夫しました」みたいな結論に至るのは、なんだかなぁと思っちゃうんだよね/東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 http://t.co/0a3FNcghLS
— ナガタマサユキ (@jake85elwood) February 10, 2015
この記事絶賛してるメディア関係者多いけど、その人たちはハム速が1億PVとっている事実をどう捉えてるんだろう。純粋に気になる。
— ナガタマサユキ (@jake85elwood) 2015, 2月 10
東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 - withnews(ウィズニュース)結局PVで語るわけじゃん。東洋経済ってクソみたいな記事増えてるんじゃないの?
2015/02/10 01:08
東洋経済、月間1億PVの秘密 「ヒットの法則はデータが語る」・上 - withnews(ウィズニュース)結局、まとめサイトも経済紙も最終的には同じ手法に収斂していくのね。生物学における収斂進化みたいな感じかな。
2015/02/09 15:29
メディアやってるなら、売上げ目標じゃなくて今後の目指す方向性とかビジョンが聞きたかったなあ / 編集部8人で「年商10億円」へ 東洋経済オンラインの稼ぎ方・下 - withnews(ウィズニュース) http://t.co/n1jRF9cT6X
— Umon (@umon) 2015, 2月 12
佐々木さんが「ここでのこれ以上の成長は望めない」的発言をしたために、東洋経済オンラインが猛獣モードになったのなら、去り際としてちょっと脇が甘かったとも言えるし、もっとも効果的なエールを送ったとも言える。
— たちぞの まさひこ (@mshk) 2015, 2月 12
聞き手のつぶやき
1)時間が経ったけれど、東洋経済オンラインの記事4部作について。「面白い」「必読」など好評の一方で、「ただのPV狙い」「記者が煽ってる」との評もあったのでつけ足しを。ご質問などあればどうぞ http://t.co/fbcV2gic6V
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
2)東洋経済オンラインが絶好調なのは以前から知っていたので、山田編集長には昨秋ごろから、時期を見てそのうち取材させてくださいと言っていました。それで月間1億PV達成直前の今回のインタビューとなりました。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) 2015, 2月 21
3)山田編集長へのインタビューは他メディアですでにいくつかあったのですが、なぜこんなにPVが伸びているのかはそれらからはよくわかりませんでした。まずはその部分から詳しく聞かせてくださいとお願いしました。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
4)テクニック部分についてはウェブメディアの編集に携わる人ならば、既知のものも多かったと思います。すごいのは徹底していること。そして、紙とデジタルをともに伸ばすための組織的な改革です http://t.co/pl7tgUHGGg
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
5)紙メディアでデジタルに携わる人の多くが課題にしている部分ではないでしょうか。「ヤフーは100億PV。5000万が限界というのはあり得ない」という言葉も印象に残りました。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) 2015, 2月 21
6)「PV狙い」という批判に対しては、聞き手がもっと上手く引き出せば良かったと反省しています。釣り見出しの事例やページ分割については質問しましたが、より多く読まれることの意義をもっと聞けばよかった
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
7)前編集長の佐々木さんには昨年4月にインタビューしていました。佐々木さんが当時言っていたのが「経済メディアは5千万PVが壁」。ダイヤモンドや日経ビジネスなどを見ても、確かにそこは「壁」になっていました。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
8)なぜ軽々と超えられたのか。体制か。手法か。一つ一つ質問しました。結果的に2人の違いが記事に出ましたが、煽る意図はありませんでした。朝日デジタルの記事でも書いたように佐々木さん時代につくられたものもあるので http://t.co/caCaFWqmPT
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
9)話題になった今回の記事は一番読まれたインタビュー前編で4万4千UU。withnewsで最近一番読まれた弁当の記事は100万UU。山田編集長の言うように、メディア論はPVは稼げないですね http://t.co/84T2RdjWcG
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
10)爆発的なPVは稼げずとも、デジタル時代のメディアのあり方は深く関心を持つ人たちがいるテーマなので、今後も折に触れて記事を書こうと思います。なかなか時間が取れないのが悩みですが。。。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) 2015, 2月 21
@masurakusuo 不躾ながら質問をさせてください。新聞業界は部数も売上も長期低下傾向にある中で、設備や人を削って利益を維持するという典型的な縮小均衡に向かっているという状況にあるわけですが、インタビューを踏まえて、「やりよう」があったとお考えでしょうか?
— 根津修二 (@snezu) February 21, 2015
@masurakusuo とくに「中の人」に言わせればWEBの広告売り上げは紙の広告収入の10%にも満たないといわれているなかで、単純なオンラインシフトでは減少傾向を反転させ得ないように見えるのですが。
— 根津修二 (@snezu) 2015, 2月 21
オンラインの広告収入は世界的に増加傾向で、しかもマネタイズは山田さんも触れた部分課金やECなど多岐にわたります。英FTはすでにオンライン収入が紙を上回っており、「デジタルは金にならない」という時代は終わりつつあるようです。あとはやりようではRT @snezu
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
サイズだけでなく、一般的に雇用の流動性が低いと改革は遅くなりますねRT @snezu: .@masurakusuo なるほど。ありがとうございます。ただ、もともと国際比較でも日本の新聞は異様に肥大化していたので、そのまえの「スリム化」が必須要件になるかもしれませんね。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) February 21, 2015
こういうのは「揺れ戻し」なところもあるし、同編集長も「ブログ的なのなくす、ちゃんとしたのを増やしていく」とどこかで言っていた気もするので、手法を学んだあとは批判的な声も落ち着くんじゃないかなーと、マイルドなことを言ってたらつまらなくて叩かれるのかそうなのか。
トラフィック最大化は良識の範囲内であれば必要な創意工夫ではあると思うので、組織改革やウェブ最適化の弊害が出てきたのであれば、どこかでその歪みが補正されるのではなかろうか。
一番最悪なのは、Tumblrで時折見かける「『僕の世代では、最も頭の良いやつの仕事は他人に広告をクリックさせることなんだ』と彼はしばしば言う。『最低さ』」な状態になることだと思うの。浪費される賢さ。
広告や数字の最大化が悪という意味ではないが、手段が目的化されるのは切ない。頑張れ頑張れ。
「オバマ大統領がキメ顔で自撮り」撮影したBuzzFeedすごい
「オバマ大統領にインタビューするよ」とプレスリリースを出したBuzzFeed。編集長のBen Smithが実施したインタビューでは同性婚などについて語られたようだ。
Obama Defends His Legacy: "These Are The Kinds Of Things You Learn" - BuzzFeed News
この他にも幾つかの記事が出されているが、全部は読んでない。ただ、Facebookに投稿された動画が非常にインパクトのあるものだった。「Things Everybody Does But Doesn't Talk About(みんなやってるのに話題にしないこと)」。なにこれすごい。
自撮りしたりバスケしたり、よく撮れたなこんなの…。
オバマ大統領はソーシャルメディアを積極的に活用した広報戦略で知られる。今回の動画も、その活動の一貫だったようだ。
オバマ政権は大統領のイメージ向上を狙って、大統領と有権者が直接つながる手法を取り入れてきた。ソーシャルメディアも積極的に活用している。今回の動画も、オバマ政権が目指す改革の一つの柱である医療保険への加入を国民に促す目的も兼ねている。
オバマ米大統領、おちゃめな動画をネットで公開 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
メッセージングを図りたい大統領側と、バズを作りたいBuzzFeed。お互いの利害が一致による撮影だったのだろう。
しかしまあすごいなあこれ。2千万回も動画再生されてる。
結局、編集者ってどんな仕事をする人なんだろう
先日話題になった以下の増田。ざっくり言うと、本を執筆することになって「編集者と仕事するなんてなかなかないなー」とか思っていたら、やってくれることなんて全然なくて困惑した、というもの。
編集者って何の仕事をする人なんだ。
このエントリーに対して、これまで編集者と仕事をしてきた、ないし実際の編集者と思われる人からの反応が相次いだ。それが非常に興味深かった。
編集者という仕事は多岐にわたる。そのため、「編集者とはなにか」という問いに答えることそのものが、その人の編集者観を表しているのかもしれない。
僕は編集者ではあるけれども、どちらかと言うと編成・マーケッターみたいな仕事を中心にしている。そのため、いわゆる紙の編集者とは異なるイメージを抱いているのかもしれない。ただ、共通項として調整役、何でも屋というような印象がある。「より良いコンテンツを、最適なパッケージングで多くの人に届ける(そのための調整役)」みたいな。
幾つかピックしてみたけれども、どれも意見が違ってとても面白い。
NAVERまとめ風に言う「1億3千万人・総編集者時代」の昨今、プロとしての編集者の在り方というのは、大きなテーマなのかもしれない。
編集者の最大の仕事は、社内で「その本を出せば儲かる」として周囲を説得することと、印刷会社およびデザイン会社の担当者とのスケジュール調整(主としてスケジュールが遅延している際の謝罪)です
http://anond.hatelabo.jp/20150211225021 とは別の編集者です。興味深かったので自分の..
一番の仕事は企画を立てること、その先の編集業務は完全に外注に出すこともある
日常やってることといったら、御用聞きというか、著者と印刷所と営業の間を駆けずり回って調整する仕事という感じだった。
anond:20150211201344
編集者って何の仕事をする人なんだ。作家(ライター)へ営業する人って表現はいいと思いました。まぁ執筆前に所掌とか経費の取り扱いとか決めとかないとしんどいですよね(とはいえ、決めようとすると嫌がられそうですけど)
2015/02/12 13:29
職業柄、とても興味深い記事でした。あらゆるジャンルの編集者に共通してるのは、本当の意味でのコミュニケーション能力、つまり「正確な意思疎通」「必要な情報を適切なタイミングで伝える力」が必要だってこと。/編集者って何の仕事をする人なんだ。 http://t.co/kNTffb3KFN
— フォーキー (@folkycarnival) 2015, 2月 12
僕の理解では、編集者とはその記事や本を含め担当した「企画」のプロデューサー兼ディレクターって感じかなぁ。なので、切り口の設定からブッキングから文章の構成まで全部が仕事。文字直しのプロは校正だよね >編集者って何の仕事をする人なんだ。 http://t.co/5LvsBeW8xv
— Shinichi Taira (@TAITAI999) 2015, 2月 12
仕事に明確な幅がないからこそ、どれだけ気が利くのかって言うことになるんだろうなぁ。ウェブの場合はなおさら。:編集者って何の仕事をする人なんだ。 http://t.co/UbIAr1MJkj
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2015, 2月 12
結局物書きになりたかったんだなってTwitterで必死に持論を展開してる編集者をみて思う。心底編集になりたいって人とかほぼ居ないから高学歴でも仕事出来ない人が多い。有名な編集者ってほぼキャラクターだより / “編集者って何の仕事を…” http://t.co/Uk3HT4IO9u
— こま (@koma_mix) 2015, 2月 12
同人や個人サイトではあるけど、4人の編集者と一緒にものを作った経験から言わせてもらうと「え?同人誌のほうが真面目に作ってるじゃん!」と心底思う。だから編集者嫌いなんだよね。 / “編集者って何の仕事をする人なんだ。” http://t.co/aA4H0bKW7Y
— 三沢文也 (@tm2501) 2015, 2月 12
そもそも、自分に声をかけてきた某ウェブメディアの編集者もそうだけど、同人誌作る編集者の方がまだきっちりとフォーマットや内容の詰めをやってくれるんだよね…。校正は人によりけりだけど、校正しなくても紹介文やらあおりやらで読みやすく導入してくれたりはしてくれる。プロの本気を見たことない
— 三沢文也 (@tm2501) 2015, 2月 12
こういうのはどうかと思うけど、もし僕が単著や電子書籍を自分で出すなら、変なウェブメディアの担当者や会社にいるだけの編集者よりも、アニバタの時に熱心に編集してくださったたつざわさんや、もぐらゲームスに寄稿するときにお世話になったのあPさんにできたものを見て欲しい。彼らこそが編集者だ
— 三沢文也 (@tm2501) 2015, 2月 12
今、SHIROBAKOの中にクソみたいな編集者が出てきてるけど、俺の中での編集者像は8割がアレ。官僚や大きすぎて潰れようもない大企業に入った既得権益者みたいな位置づけでしか見てない。しかも、同人の方がまだ筆者に敬意を払うし、編集者自身の筆に力があると言うのもまた大きな矛盾でして
— 三沢文也 (@tm2501) 2015, 2月 12
ところで
年収1500万円の編集者ってどんな仕事するんだろう…。
確かに僕の知人でも1500万円以上で雇われている編集者を(非役員に限っても)5人は知っている。。/インターネット企業はMBAではなく編集者を年収1,500万円で雇おう http://t.co/STlQsU3whI @umekidaさんから
— 梅田カズヒコ(プレスラボ) (@umeda_kazuhiko) 2015, 2月 13