「講談社の編集局が消える」への反応アレコレ
1941年から続いてきた「編集局」が、「事業局」と名称を変えて再編されるとか。
第一編集局など現在13ある編集系のセクションは、第一事業局~第六事業局に再編。書籍や雑誌を編集して終わりではなく、読者へ届ける方策まで意識し、関連事業も含めて発展させることを目的とする。このため一部の局には、内部に広告営業の機能も加えた。
70年以上続いた「編集局」、講談社から消える (読売新聞) - Yahoo!ニュース
個人的には時代の変化に対応するっていう判断で、いいじゃないのかなあという印象なのだけれども、どうなんだろう。「編集」ではなく「事業」に注力することで、金銭・数値的な判断軸が増しそうではあるけれども、出版系の人ってもともとそこを承知のうえで「うまいことやる」気質があるんじゃないかなあという気はする。どうなんだろうねえ。
講談社が、27局・4室・2役員直轄部体制を、12局・2室と再編するのは、ドラスティック。編集局という名前を止めて事業局とするというのは、もはや「出版社」ではないということなのかしら!? ちなみに某社も大幅組織改編の噂が…。 http://t.co/E2MFyXj9Sv
— 三崎尚人 (@nmisaki) 2015, 2月 26
講談社の野間省伸社長は(中略)「自分たちが創ったコンテンツがオートマティックに読者に届いた時代は終わった。コンテンツの形態・内容などに応じて最も適切な伝え方を新たに開発する必要性がある」なるほど、これは編集局ではなく事業局なわけですね。http://t.co/cINoPhxa0F
— 三崎尚人 (@nmisaki) 2015, 2月 26
↓RTの講談社、「本を編集して終わりではなく」とエクスキューズされても、お金になるエンターテイメント事業以外は切り捨てる=文化は扱わない宣言だと受け取れる。
— 徳永京子 (@k_tokunaga) 2015, 2月 28
講談社の編集局廃止で思うけど、「エンターテイメントコンテンツ」の追求がどうもKADOKAWA代表に流行っているけど、それって本の本質ではないと思うんだよね。考えさせる本や勉強する本がなくなって久しい。理論書とか売れないんだろうけど、それが今の出版不況の原因でもあると思う。
— k@nd@ yud@i(壊れたPG) (@kandayudai) 2015, 2月 28
結局もうマスはなくて、ニッチメディアに徹しろってのは分かるんだけどさー講談社が「編集局」を廃止するって、よっぽどですぜ。出版社が出版社であることを放棄するに近いと思う。下手したら全部のページがタイアップになるってことですわ。
— ですも ばりゅー (@desmovalue) 2015, 2月 28
こういう話で外注していくのをコスト削減だけで語って非難するのは簡単だけど、フリーの編集者がいいものを作れる環境に転換できるかでもあるはずよね(まぁコストが先でろくなことなさそうやけど)「70年以上続いた「編集局」、講談社から消える http://t.co/WEsAn5FiJA
— 糖類の上 (@tinouye) 2015, 2月 28
ブランドを生かすって意味ではワンストップは有効だけど、局地的に生態系を維持させることだけに特化させればいいか、というのもまた悩ましいね ; 70年以上続いた「編集局」、講談社から消える http://t.co/EHebazSwG7
— D.D. (@katydidinwinter) 2015, 2月 28
70年以上続いた「編集局」、講談社から消える(読売新聞) - Yahoo!ニュース http://t.co/1hvtVhgRBd
バブル組にポストを与えるために無駄に部門を増やしていた会社も多かったが、ここへきて業界を問わず改革を断行する会社が増えてきたな。良いことだよ。
— なすびあき (@nasubiaki) 2015, 2月 28
以前、読んだ本で「出版社は近い将来部署単位に子会社化されコンテンツの運用、管理まで行い独立採算性になる」みたいな記述を読んだけど、今回の事はそれに近いモノを感じる。
http://t.co/bABqHFFQtf
— 瀬尾 順 (@junseorz) 2015, 2月 28