HuffingtonPostが新しいアプリ「Huffpost Realtime」を公開してた
寝て起きたらApple Storeのおすすめに掲載されていた「Huffpost Realtime」。最新ニュースをタイムライン形式で提供することに特化したアプリのようで。
まだVer1.0なのでこれから機能追加などするのかもしれないが、超シンプル。既存のアプリと食い合わないのかなあ。
ファーストビューにどどーん
スワイプ無しで表示されるコンテンツが1.5程度とかなり一覧性には欠ける仕様。スライドして見ていってね的な?
右にスワイプでブクマ
スワイプさせてブクマしたコンテンツは、右上のしおりマークをタップするとブクマページに遷移。
これまでブクマしたコンテンツがズラー。表示はほぼ同じ。
写真のスライドショーはFacebook風
ブラウザ版では縦にスライドさせる形式だったものが、ここではFacebookのアルバム風に表示されるように。1ページごとにディスクリプションも。
なお、コンテンツ右上の三点リーダーみたいなのをタップすると、共有やフォロー解除が表示される。
「エンジニアからのコメントはありません」これは誤表示ぽい。意味合い的にはキャンセルのようだ。まあそのうち修正されるでしょ。
アプリにうつる競争の舞台
2年ほど前までは「ブラウザだー」みたいな雰囲気もあったが、ここ最近では競争の舞台がアプリに移行している。昨年10月にニールセンが発表した調査では、アプリはスマホの利用時間のうち72%も占めていたそうな。
また、一人あたり月に1回以上使用するアプリは27個で、月に10回以上となると9個しかない。毎日数多くのアプリが発表されているにも関わらず、ホーム画面のトップに置かれないアプリは全然使われない、っていう構造だ。
アメリカでの調査結果でもアプリの利用個数は日本と同等の個数になっており、過去の推移をみても増加していませんので、今後日本でも、利用されるアプリの個数は27個前後を推移するであろうと予想されます。そのため、ユーザーに日々利用してもらえる新たなアプリをリリースする場合、アプリを提供する企業は既存のアプリを押しのけることができるものを作る必要があります
スマホ利用は27個のアプリで利用時間の72%を占める~ニールセン スマホアプリ利用状況を発表~ | ニュースリリース | ニールセン株式会社
「Realtime」でアプリ競争をどう戦うのだろう。市場はそのうち競争過熱で焦土になってしまうのだろうか。メディアバブルのこのご時世、一度全て吹っ飛んで阿鼻叫喚地獄となってしまえば、それはそれでそれぞれの矜持を垣間見ることができるのかもしれないなあと夢に見てまた寝る。