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@d_tettu blog

メディアとかウェブとかネコとかそこらへん。たまに日記。

【阿佐ヶ谷】近所にできた電源もWi-Fiもあるカフェがどストライクすぎる

グルメ 日記 生活

阿佐ヶ谷に住み始めて8年強。こんなに琴線に触れるカフェがあっただろうかというくらい「どストライク」なお店が近所にできました。

その名も「ペンギンカフェ」。Wi-Fiもあれば電源もある、それでいて(幸か不幸か)駅からは徒歩10分ほど離れているので、とても静かなお店。

それだけでは都内に数多くあるノマドカフェの一つにすぎないのですが、何が良いって、「ペンギン・カフェ・オーケストラ」の香りがそこかしこに感じられることです。

流れる音楽もペンギン・カフェ・オーケストラ。壁にかけられているアナログレコードもペンギン・カフェ・オーケストラ。「ペンギン・ラテ」なんて飲み物があるくらい。

ペンギン・カフェ・オーケストラであふれている。

ペンギン・カフェ・オーケストラは70年代後半〜00年くらいまで活動していた、なんというかユーモアあふれるオーケストラ風味の楽団です。日本でも幅広いアーティストに愛され、07年には坂本龍一、高木正勝、高田漣らによるトリビュート・アルバムがリリースされました

ぼくは高木正勝さんもカバーされました、「Perpetuum Mobile」という曲が好きです。

www.youtube.com
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今っぽいセンスにあふれているのかどうかは知りませんが、小生の好みではあります。

コーヒーはサイフォン式。器だって一つひとつ違います。きっとこのお店は長年の夢の結晶なんだろうなあ…という印象を受けます。

ブログによると、内装のデザインはtoeの山嵜さんのようで。飲食店を手掛けることもあるとは知りませんでしたが、無駄のない内装ですっきりしております。
from ペンギンカフェのブログ

たぶん立地的に、多くの人は来れないだろうと思います。それももしかした良い点なのかもしれませんね。少なくとも、ぼくは混んでいるペンギン・カフェは見たくない。

酒量を減らしてここでコーヒーを飲んで過ごすのも良いなあ、と思い始めております。いやあいいお店だ。

2015年にブクマしたSlideShareの(たぶん)素敵なスライドまとめ

メモ インターネット

ダラダラと2015年にブクマしたスライドを眺めていた。きっと君の役に立つはずだ、うむ、間違いない。

ぼくとしては、個人的には着物とpixivのスライドが好きだ。

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そばを食べて年末を思う

日記

https://www.instagram.com/p/-8fwOOj7Ft/

そばを食べるのに、多くの場合はさほど手間はかからない。IT化がいかに進もうとこれ以上変化しないであろう、その調理・食券システム。言葉はたったの二言で良い。「そばで」「ごちそうさまでした」。これだけである。

ぼくは駅前の広場で暫く何を食べようか考えて、それからカウンターしかない質素な「うどん・そば屋」に入った。駅前にあるそば屋の競合優位性は非常にシンプルだ。近い、安い、早い。味なんて知らない。そんなものは宇宙のどこかに漂うスペースデブリと一緒だ。味のことを気にしなければ、それは最高のディナーである。ディス・イズ・ディナー。

グレーににぶく光る「自動ドア」ボタンを押して店内に入ると、眉間に皺を寄せた親父がたった一人で、黙々とそばをゆでたりお冷を出したりしている。マルチタスカー。そば屋かくあるべし。

食券販売機の「天ぷらうどん・そば」のボタンを押して、入り口そばにある席に座る。親父が近づいてきたので、そばで、と声をかける。親父は軽く返事をして背中を向ける。

店内にラジオの声が響く。「きょう、ストックホルムではノーベル授賞式が行われる予定で、日本からは…」。左手に座るアジア系の親子は、聞き慣れない言葉で静かに会話を続けている。時々笑みをこぼす。何かいいことがあったのかもしれない。

12月だ。

気が付けば赤く色づいた木々は少しずつその葉を落とし、街を歩く人々の装いは冬のそれへと変化する。この時期になると「あー、今年は昨年と違う何かをできたのだろうか」と考える。

とりたてて何も変わってないなあ。

それでも何人かの友人は職を変え、結婚し、数年前には見られなかったしわを額に刻む。昔みたいな飲み方はできないねえと小さく笑い、違いねえと返す。Facebookの向こう側ではあたたかな家庭の姿。何も変わっていなくても、確実に年は重ねた。

カウンターの奥で親父が咳込み、丸くなった背中を震わせる。調理場の空調が音をごーごーと音を鳴らした。

静寂。

ぼくがお冷を飲み干してごちそうさまでした、と席を立つと、親父はこちらを見てニコッと笑い、ありがとうございましたと返事をする。会釈をして店の外に出ると、すっかり暗くなった空。帰って猫に餌をやんなきゃなあと思い、帰路につく。

身の回りの幾つかは変わったのかもしれないし、自分の中の何かは殆ど変わってないのかもしれない。そういうものなんだろう。

明日は月曜日かー。

「ほっといてくれる飲み屋」の有り難さ

日記 グルメ

「マッド・マックス見ました?いやあ昔からあのシリーズをずっと見てきましてね…え、まだ見てない?あれは見るべきですよ!ヒューマン系の映画は見ないですねえ、分かりやすい映画しかダメでwww」

いわゆるウェットなコミュニケーションをとってくる飲み屋、バーが苦手だ。冒頭のような会話をしてきたお店には、もうそれっきり足を運んでいない。嫌いというわけではない。サンマの塩焼きにキャベツの千切りは合わないとか、ただ単に相性の問題なのだと思う。申し訳ない。

自宅から徒歩5分ほどの近所に、夫婦で切り盛りしている焼き鳥屋がある。とてもキレイとは言えないが、中央線の雰囲気を残すこじんまりとしたお店だ。いつもユーミンの歌が流れていて、カウンターの隅っこではおっちゃんがちびちびとビールを飲みながらクロスワードを解いたりしている。

有り体に言って「場末」だ。

週イチくらいのペースで訪れ、同じくビールをちびちび飲みながら本を読む。テレビはだいたい野球中継を流していて、阪神だか巨人だかが失策をすると「あ〜」と店内から声が漏れる。

週末には草野球帰りのおっちゃんが集まり、わいわい賑やかにテーブルを囲む。時間が進むに従い表情が赤くなっていく。ご主人は忙しそうにカウンターの向こう側で右往左往しながら、黙々と調理しつつ時折お客さんの会話に混ざったりしている。

ぼくはその間、注文時以外はほぼ言葉なく本のページをめくる。ご主人も「本を読みに来た人」と認識しているので、話しかけることはない。「ごちそうさまでした」と告げ店を出ると、ご主人はいつもニコッと笑い、ありがとうございましたとおじぎをする。

その距離感が居心地よい。気遣いすることなく本が読める。

1人で飲みに行くと気を使ってやたらと話しかけてきたり、距離感を縮めようとしてくるお店もあるけれども、悲しいかな、近くなればなるほど足が遠のく。距離感が近ければ近いほど良い関係性である、というわけではないのだ。

お財布と独り身に優しく、デイリーユースでひっそり飲めるお店がもっと増えると良いなあ。

tabelog.com

かばんの中身を見るだけで人柄が分かることって、ある。

インターネット 写真

Jason Travisという写真家による、鞄の中身とその持ち主を撮り続けたFlickr Photosを時々見ている。それぞれの人物についての描写はないのだけど、その中身が人柄を表しているように思える。
Jerome & Antoine Diptych /

Kyle Diptych

Paul Diptych

Adam Diptych

Dustin Diptych

Erik Diptych

www.flickr.com

「Persona」(=外向きの人格、仮面)って名前がかっこいいよね。

都築響一さんもひたすら色んな人の部屋を撮り続けたけど、こういうの面白い。それぞれがアップロードするこういうGroupもある。
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https://www.flickr.com/groups/whats_in_your_bag/pool/

「この人は旅行先で海に行くんだろうなー」とか、「赤が好きなんだなこの人はw」みたいなことがチラチラうかがえる。

しかしまあほんとみんなカメラ持ち歩いてるのね。かばんの中身もいいけど、カメラで何撮ったのか見てみたい。

「ポテサラください」→ベーコンが出てくるお店・東京ブッチャーズで肉に溺れる

グルメ

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会社の先輩と神田にある「東京ブッチャーズ」に行ってきた。肉が美味いと聞いていたが、実際に美味かった。肉を食べたというか肉に溺れたと言って良いレベル。

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「ポテサラください」でこれが出てくる。どう見てもベーコン。下になんかあるやつがポテサラ。まさかこれが出てくるとは思わなくて笑ってしまった。

この後も肉のオンパレード。ほぼ全種類コンプリートする勢いでアレコレ頼んだ。

肉まみれ!

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肉まみれ!

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肉まみれぇぇ!!

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という具合でひたすら肉を食べ続けた。炭水化物なんて不要。僕らに必要なのはタンパク質なんだ。低糖質ダイエット?そんなのしらねえよ肉が食べたいだけだ。

かなり食べて飲んで5000円くらいだったかなあ。今回は飲まなかったけどワインも揃えていて評判が良いらしい。

野菜もちゃんとあるよ

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さすがに肉ばかり食べているのもあれかと思い、言い訳レベルで野菜も食べる。これも美味かった。

場所は神田

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tabelog.com

行ってからちょっと時間がたつのだけどまた行きたくなってきた。腹減った。

「小屋ブーム」はミニマルライフとちょっと違うかも

生活 社会 経済

模索される「新しい暮らし」

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ミニマルライフやシェアハウスといった、「サイズダウンした生き方」とでも言うような、右肩上がりではない時代の暮らし方がチラホラ話題に上がる。

無駄に幾つもの商品を買ってみたりするよりも、本当に必要なものだけを身の回りに置く。虚構じみた贅沢な暮らしではなく、地味でもいいから肌触りの良い暮らしを選ぶ。物質的な豊かさよりも、精神的な充足感を得ることを重視する。

かつてのバブル世代にはちょっと遠い考え方なのかもしれないけれども、そんな考え方は個人的にも共感できる。

その潮流を受け生まれたのが、昨今の「小屋ブーム」だと思っていた。一軒家じゃなくて、もう小屋サイズで良くね?支出を減らしてこじんまりと生きていこうよ、大量消費ってダサいよ、みたいな。いわゆるタイニーハウスムーブメント。top.tsite.jp

7月25日〜8月2日に長野県茅野市で開催された「小屋フェス」に行ってみると、そのムーブメントの構造が少し具体的に見えてきた。sumika.me

もしかすると「小屋ブーム」は、ミニマルライフの延長線ではないのかもしれない。

別荘の代替品としての小屋

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フェス会場には様々な小屋が建ち並ぶ。実際に生活空間として成立しそうな小屋もあれば、「男の秘密基地」といったような小屋もある。居住としての小屋が多いかとおもいきや、どうやらそうではないようだ。

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ラグジュアリーな雰囲気の小屋も
「二次居住として提案してますね。日常的な家はありつつも、週末はこういう暮らしをしませんか、というカタチで、今回はこういったスタイルの小屋を持ってきました」と話すのは、普段は伊豆でログハウスを作っているという天城カントリー工房の方。幅広い層に興味を持っていただけているとのことで、若い人が週末を暮らすセカンドハウスとして考えていたり、老齢の方であれば庭に空きがあるからそこで…という方もいらっしゃるらしい。

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なんかアッパークラス
お金がないからちゃっちい小屋で暮らしたい…というのはそこまでないという。「やっぱりかっこいいとか、素敵とか、ちゃんとしたものを求めているのはあるともいます」。ちなみに、この小屋は海外の強い木材を輸入して建てたそうで、塗装などのメンテを怠らなければ20年以上はもつはずだ、とのこと。
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これは普通に暮らせるタイプの小屋
小屋の「ガワ」を設計し、実際の施工は工務店などに任せているという「Ajito」の方は、こういったセカンドハウスとしての使い方として「別荘」という言葉を用いていた。「誰でも泊まれるようにできないかとは考えた…どこでも別荘のような考え方で。もちろん生活もできますが、いろんな使い方にフィットするように」と話す担当者。

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ロフトに寝床、下が見えてちょっとこわい
この小屋自体はサンプルではあるけれども、シャワーもトイレもついていて実際に暮らすぶんには困らなさそうだった。耐震性に関しても、国の最高基準に沿って設計しているという。かつ、分解して移動も可能。基礎工事は必要だけれども、これであれば水道などのライフライン工事をしても合計で500〜600万円程度でできるとのこと(土地や細かい内装は別)。

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キッチンとテーブルが一体化
問い合わせなど手応えは感じているとのことで、こちらも客層としては「本当に幅広い、特に偏っている印象はない」と話す。暮らすだけでなく、二次居住としてのニーズを感じているようだ。

実際に別荘の運営を行っている株式会社リゾートメンテナンスの方にお話をお聞きすると、別荘業界からするとなかなかに切実な背景があるという。

「もう右肩下がりなんですよね、業界として。どこかで新しい商品を作って提案しないと未来がない。で、小屋がちょっと話題になっているとのことで、今回試しに作ってみた」。

なるほどーと思っていると、どうやら別荘業界としても消費傾向が変化しているとか。「昔だったら3000万円持っている人が借金して5000万円の別荘を買ったりしていた。どうだ〜っていう感じで。でも、最近は3000万円持っている人が1000万円の別荘を買う。で、そこで色んな遊びをする。余裕を持ってそこで楽しもうとするように変化しているんですよね。私もそういった使い方のほうが日本には合っているんじゃないかなと思っていたんですよ。家族でゆったりするための…アメリカのサマーハウスみたいな」。

ほほー。

各展示スペースで共通して聞かれたのが、上述したような「二次居住」としての小屋。もちろんミニマルライフ的な生活拠点としてもニーズはあるというが、どうやらそれだけではないようだ。

主催者に聞いてみた

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犬もいた。主催者じゃないよ
今回の小屋フェスを企画したSuMiKaの方にこういった点について聞くと、一次居住としての小屋はハードルが高いんですよね、といったことが聞かれた。「コンパクトライフって、いきなりは難しい」という。

確かに、あれこれ捨てて生活を変えるのはかなりのエネルギーがいる。家族を持っていたりするとこれまた難しい。なので、二次居住としての使われ方が実際は落とし所ではないかと。

「若い人に響いている部分もあると思いますね。20半ばから30後半…半ばくらいですかね、そういった世代の人のほうが共感しやすい。こういうのが楽しいんじゃないのかっていう。40〜50ってバブル世代なんですよね、刺さりにくい」。

今回の会場でみられた提案も、どちらかというと「安価で週末別荘とかどうすか?」とか、「土地が余ってるなら趣味のための小屋とかどうすか?」というような提案だったりした。「小屋暮らし」もあるにはあるが、それが主たるニーズではないように思えた。

「小屋」に興味を持って見て回っている40代のご夫婦の話を聞いてみても、「耐久性どれくらいなんでしょうね、休暇で滞在するとしたら…」「離れとしてこれくらいのサイズの小屋って良さそうですよね」といった反応が聞かれた。夫婦や家族で小屋暮らしはちょっと先鋭的だよね…。

タイニーハウスムーブメントの延長線で語られる、いわゆる大量消費へのカウンターカルチャーとしての「小屋」。ネットで話題になるのはそんな切り口ばかりだったけれども、それよりは電車内の広告で見かけたりする「都心まで1時間〜!週末を郊外で過ごすセカンドライフ!」みたいなポジショニングの方が近いのかもしれない。

暮らしについて考えさせられた小屋フェス

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小屋というかこんな建物も。居心地良さそう
もともと小屋を買ってこじんまりと暮らすことに興味はあったのだけれども、今回いろんな人に話を聞いてみて、多様な小屋の使い方というか、暮らし方があるんだなと改めて考えさせられた。確かにいきなり買って暮らすのハードル高いよなあ、買ってみて賃貸もありだし共同購入もありだなあとかとか。

「小屋展示場」から共同で企画しているBAUMのPR担当者いわく、小屋ばかりが前面に出てしまうのもそれはそれで本意ではないらしい。

「暮らすとなると、日本だとちょっとハードルが高かったりしますよね。だけど、小屋っていういろんな要素をいったん削ぎ落したカタチで提案すると、どういう暮らしが良いのか見えてくるものがある。SuMiKaのコンセプトは『好きに暮らそう』。それを伝える一環としてのイベントなんです」。

なるほどなあ。

そろそろ引っ越したい、シェアハウスにでも暫くは暮らして小屋でも建てるかーと思っていたけれども、これを機にどういった暮らしが良いのかじっくり考えてみても良さそうだ。

ここらへん網羅的に取材した記事あんまり見ないので、どっかで出したいなあ。