同人誌「#失恋手帖」、思ったよりみんなTwitterで情報収集してた件(通販はじまりました)
先日、文学フリマで同人誌「失恋手帖」を販売しました。タイトルそのまま、人の失恋話を集めて編んだ一冊です。
海猫沢めろん先生のインタビュー、チョーヒカルさんや宮崎智之さん、弊社BuzzFeed Japanの嘉島唯御大のエッセイが掲載されています。
同人誌を作るなんて初めてだったのですが、これが超面白かったんですよ。
内容ももちろんですが、「いろんな人と協力して何かを作り、それをリアルの場で売る」というのがすごく楽しかった。文学フリマで100人を超える方にご購入いただき、1日を終えて内心(うわぁぁぁ〜〜〜!!)ってなりました。
インターネットの世界ではそれこそ桁の違う世界に情報を届けているわけですが、それとは全く別の刺激でした。目の前で本を手にとって読んでくれる、買ってくれる。すげえ!!!!
で、買ってくれた人に「どこで知りましたか?」って聞いてみたのですが、1/3〜半分くらいが「Twitterで見かけて、気になって……」という方でした。
数日前〜当日にかけて、編集部のみんなでちまちまツイートしたりしていたのですが、思ったよりみんなTwitterで情報収集してるんだ! 興味深い。
#文学フリマ で「#失恋手帖」という、恋に関する話を集めた同人誌を売っています。冊子を作るなんてはじめてですが、面白い〜〜!!! 手に取っていただければ幸いです〜〜!
https://t.co/WzKsCuYXTe— 山口 亮@BuzzFeed (@d_tettu) 2017年11月23日
↑ 簡単にまとめたのですが、なかなか色んな人たちがツイートしてくださってありがたいかぎりで……(すごく嬉しい)。
というわけで、とらのあなで通販がはじまりました。とらのあな以外にB&Bやノオトが運営しているコワーキングバーでも販売される予定です。
気になった方は見ていただければ幸いです〜〜〜〜何卒mm
こうすれば、マクドナルドでも「豊かな暮らし」ぽく撮れる
ご飯を作るのも面倒だし今日はマクドナルドでいいかあ…とか言ってむしゃむしゃと食べていると、どこか切なくなってくるものです。せめてインターネットの世界だけでも「豊かな暮らし」ぽさを出していきたい。デジタルは僕らの願望をカタチにしてくれる。
撮ってみたものの全く「豊かな暮らし」ぽさが出ない。
これまた厳しい。なんか「豊かさ」どころか餌っぽさが出てしまっている。
これではダメだと、レジに持って行き「これやっぱり持ち帰りたいのですが…」。なかなかに恥ずかしい瞬間だ。
「豊かな暮らし」ぽい写真ってどんなのだろう、と思いInstagramをあさる。そう、こういうのが「豊かな暮らし」ぽい。
豊かさすごく出てる…!果物にヨーグルト、たまごに野菜と色とりどりなラインナップ、栄養も考えられていそうだ。なんかちゃんとした日々を過ごしている気がする。体の調子を把握してちょっとでも具合が悪くなるとすぐ気づきそう。いつだって寝不足の僕には少し遠い世界だ。
「まずは丸い皿だな」と自宅のキッチンから取り出したこちらのお皿。酉の市で見つけたお気に入りの一枚(こういうアイテムに「お気に入り」って単語を使うと豊かな暮らしぽいよね)。
とりあえず乗っけてみた。
うん、なんか違う気がする。
包装紙をとってみたが、なんかまだ物足りない。
使いもしないけどナイフとフォークを置いてみる。お、なんかそれっぽくなってきた。
これにInstagramのフィルターをかぶせて…。
豊かな暮らしだ……!ディスイズ豊かな暮らし…!
- 小物を置くだけで全然印象が違う。適当にフォークとか置いてみよう。
- 角度を変えるだけで全然印象が違う。斜めとかから撮ってみよう。
- 写真が下手?どうでもいいからInstagramのフィルターを使うだけで全然印象が違う。なんか淡くなりそうなやつ使ってみよう。
日々の暮らしがゴミカスでも、アイテムと写真で「豊かな暮らし」は作ることができる。これでみんなから「いいね」をもらえる。あーゆたかだなあ。いんたーねっとのせかいではぼくもゆたかにいきていけるんだなあ。
合わせて読みたい
この際、本当にリア充かどうかはどうでもいいです!SNSの向こう側で見てる人にはわかりはしないんですから。カップの後ろにもうひとつのカップや人の影を写すだけでオッケーです。なんだったらタバコでも持ち歩いて写真写すときにこそっと置いておきましょう。みんな勝手に「彼氏いるんだ」って勘違いしてくれますよ。
「結論を言うと『リア充は作れる!』ってことです」なんか虚しくなってくるなあ。 / “”リア充”は作れる!? 実例で学ぶ「SNS映えする写真」撮影のコツ|小川由衣のPHOTO LABO(連載02) | kakeru.me” http://t.co/PwWkS4T1Rw
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2015, 5月 27
記事読了率とシェアは無関係なのか
コンテンツマーケティング、ネイティブアドの隆盛を背景に、読了率をめぐる話題がホットなようだ。記事を通じてユーザーを見込み客へと育てたい広告主側と、スマホ市場の拡大でPVベースの収益構造に限界が見え始めたメディア側、双方のニーズにより盛り上がってきたのではないか。
これまではどの程度読まれたのかという指標に「シェア」を用いることもあったかと思うが、シェアと読了率はどのような関係性にあるのだろう?
関係性をさぐるのが難しい「シェアと読了率」
Upworthyが2014年の2月に発表した調査結果によると、シェアと読了率は簡単な1次関数のような関係性ではないらしい。
コンテンツの訪問者に占めるそのコンテンツをシェアした人の割合と、コンテンツのAttention Minutes(コンテンツの何%を読んだか)の相関関係をグラフ化した図がこちら(資料:Upworthy)。
25%読んだだけの訪問者でもその8%近くがシェアしているが、完全に読了した後もコンテンツを開いている訪問者に占めるシェアした人の割合の方が高いことが分かる。最もシェアする人の割合が低いのは8割ほど読んでからコンテンツを離れた場合で、コンテンツにシェアする価値がないと判断した結果だろう。
読まずにシェアする人は意外と少ない──Upworthy調べ - ITmedia ニュース
Slateによる調査(Chartbeatsというツール使用)もシェアと読了率の関係性を読み解こうとしたものの一つだ。
多くの訪問者はスクロールせずに離脱し、50%前後を境に読了率は減少していく。
そして読了率(スクロール率というべきか)とツイートの関係性をグラフ化したのが上の図だ。うむ、さっぱり分からん。無関係じゃね。
Chartbeatの主任データサイエンティストを務めるJosh Schwartz氏は次のように述べる。
(ある記事に関する)ツイート数とその記事へのトラフィック総数との間には、明らかに相関関係がある。だが、最もじっくりと読まれている記事と最も多くツイートされている記事との間に、関連性は全くない
多くの人はツイートした記事をあまり読んでいない--Chartbeat調査 - CNET Japan
読了率とはやや異なるが、BuzzFeedのデータサイエンティスト・チームは、シェアと滞在時間の関係性をこう話した。
ソーシャルメディアでシェアする人たちの大半は、デスクトップだと3分半、モバイルだと2分以上滞在してからシェアする。
You're not going to read this | The Verge
ここでいう「大半」がどの程度のものなのか、それぞれの滞在時間でどの程度シェア数に違いが出てくるのかなど、細かいグラフや記述を見つけることはできなかった。
「読了率」そのものがどうやって測定されているのか、スクロール率で測っているのかビーコン仕込んでビューで見ているのかなど、ツールによってバラバラではあるだろうが、読了率とシェアとの関係性は簡単には解き明かせなさそうだ。無関係じゃね。
色々と見ていて実感として思うのは、少なくともじっくり読む人はそんなにいなんだな、というものだ。「ざっくりvs.長文」なんてことが話題に上がったりもするが、文章の長短なんて本当はあんまり関係なくて、斜め読みでもざっくり主旨を理解できる文章構造だとか、何について述べているのかなどを想起させる画像の使い方であるとか、そういうものの方が大事なんじゃないのか、とか思ったりもする。
読了率でみるよりは、そういった構成要素とシェアとの関係性を読み解いたほうが、この場合は有益な結果が出るのかもしれない。
佐々木俊尚さんが語るTABI LABOとこれからのメディア像
ちょうど1年で、月間4000万PV、600万UUにまで成長したというTABI LABO。佐々木俊尚さんは「文化的な訴求力を保ちながら展開してきたという意味では、この成長ぶりはかなり驚異的なんじゃないかな」と話す。
これからの未来をつくる人の姿を描くというSpotwriteが3月29日に公開した動画から、TABI LABOと佐々木俊尚さんについて、主な部分を書き起こしてみた。これを見ると「あー名前貸しとかそういうさらっとした関係性じゃないのかもなあ」という印象を持つ。
TABI LABOについて語る佐々木俊尚さん
「色んなモノが変わってきている。明日はもっと良くなる、皆で頑張ればもっと豊かになれる。というようなモデルが成り立たなくなってきている中で、新しい生き方ってなんなのか、というようなことを考えなければいけない時期にきているのは間違いないです。
「そのタイミングが、2010年代の今だってことだと思います。
「世界中のコンテンツがあります。こういうのを集めてくる、自分の価値観で様々に探し出してくるというのがキュレーションという行為。例えば、どんな記事だったらTwitterでRTされるのか、どんな記事だったらFacebookでシェアされるのか様々なプラットフォームの特性と、こちらが配信するコンテンツの画像の使い方とか、文章の短さ、色んな要素によって、組み合わせが無限に広がっていくわけですね。
「その無限に広がっていく組み合わせを、きちんとデータ分析することによって、徹底的に読者のもとにきちんと送り届けるという。このやり方をどこまで構築できるか、ということだと思っています。
「我々はコンテンツをよりたくさん、我々の文化に沿った形で、紹介していくというのが、TABI LABOのやっていること。
「美食をしたりするよりも、家でみんなでご飯を食べたり飲んだりするほうが楽しいよねと、着心地の良い安い服を、普通にこざっぱり着こなそうという文化だったりとかですね。新しい世界的に生まれてきている都市文化みたいなものを、日本国内で一つのメディアとして表現していこうかなと考えています。
「世界に、ふれるためのメディア。
コミュニティ型へと進む
シーンは変わって代々木のTABI LABOオフィス。なんかアヒージョとか作ろうとしている。TABI LABO主催、アンバサダーを交えたパーティのための準備だとか。
「アンバサダーといって、TABI LABOのファンになってくれている人たちが何百人かいるんですけど、要するに、自分たちの代わりに良さを広めてくれる人を、アンバサダーという呼び方をしていて、一緒にコミュニティを作ってくれる人、みたいなイメージで捉えています。
「インターネットという双方向性のメディアが登場したことによって、メディアの役割がですね、お互いのコミュニケーションを増幅させるような、そういう、一種の新しい場を作る方向にきてるんじゃないかなと考えています。
「TABI LABOのやっていることは単にコンテンツを流すことだけじゃなくて、そのコンテンツを軸にして、多くの人が集まり、それで人々は一つの新しいTABI LABOというコミュニティ形成する、そういう方向に進みつつあります。
メディアの将来像は
「基本的にジャーナリズムというのはですね、すごい第3者的な立ち位置なんですね。自分自身でTwitterとかFacebookとかで発信できるようになってしまうと、第3者であるジャーナリストの役割って一体何なんだっていうことが問い直されるような状況でもあるわけですよ。
「そういう時に「自分自身が行動すること=一つの表現」となるというような新しいジャーナリズム、新しい表現者の在り方というのが僕は必要なんじゃないかと思っていて。だから今、TABI LABOという新しいメディアは新しい人と作るっていうことも、僕にとっては新しいメディア表現であると。
「だから「行動=メディア」という風に変わってきているというのはありますね。
「メディアと言うのはですね、空間なんですね。立体的な。かつて、テレビ見ているときはお茶の間だけ、新聞を読んでいるときは新聞紙の中だけだったんだけど、今メディア空間ってスマホとかすごく我々の生きている空間、生活部分そのものが全てメディア化されていくであろうと。
「だから、10年先、20年先のメディアってなかなか想像がつかないんですけど、とにかくその全ての生活空間のインフラになっていく、そういう基盤としてのメディア、っていう将来像を僕は考えています。
メディア化していく「自分」
アンバサダーの一人の男性は「リアルなところで繋がっていけば、そこでもなにか違う縁が生まれてくるんじゃないかなと思うから。例えばここでネットワークが出来たとしたら、この人と何かやってみたいなとか。そういうのがどんどん広がってくれるといいかなと思います」と話す。
ここでは、コンテンツの話は全く出てこない。
BuzzFeedとHuffington Post共同ファンダのJonah Perettiはかつて、Facebookの世界におけるコンテンツの役割について「メディアはあなたの感情を説明するために存在する」「人々は自分を定義するものをシェアする」と話した。
世界観そのものは似ている。その世界ではコンテンツは別になくても良いとさえ思えてくる。大事なのはコンテンツの在り方ではなくて、関係性の在り方や、「場」なのかもしれない。
バイラルメディアを名乗っていたあらゆるメディアが今では死屍累々と聞くが、見ていた世界がそもそも違っていたような気がする。
コンテンツは重要だが、もっと重要なのは、友だちと笑いを共有できることだ。by Jonah Peretti
「オバマ大統領がキメ顔で自撮り」撮影したBuzzFeedすごい
「オバマ大統領にインタビューするよ」とプレスリリースを出したBuzzFeed。編集長のBen Smithが実施したインタビューでは同性婚などについて語られたようだ。
Obama Defends His Legacy: "These Are The Kinds Of Things You Learn" - BuzzFeed News
この他にも幾つかの記事が出されているが、全部は読んでない。ただ、Facebookに投稿された動画が非常にインパクトのあるものだった。「Things Everybody Does But Doesn't Talk About(みんなやってるのに話題にしないこと)」。なにこれすごい。
自撮りしたりバスケしたり、よく撮れたなこんなの…。
オバマ大統領はソーシャルメディアを積極的に活用した広報戦略で知られる。今回の動画も、その活動の一貫だったようだ。
オバマ政権は大統領のイメージ向上を狙って、大統領と有権者が直接つながる手法を取り入れてきた。ソーシャルメディアも積極的に活用している。今回の動画も、オバマ政権が目指す改革の一つの柱である医療保険への加入を国民に促す目的も兼ねている。
オバマ米大統領、おちゃめな動画をネットで公開 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
メッセージングを図りたい大統領側と、バズを作りたいBuzzFeed。お互いの利害が一致による撮影だったのだろう。
しかしまあすごいなあこれ。2千万回も動画再生されてる。
あの人の趣向が分かる…「いいね、お気に入り」した投稿が分かるアプリ「Starlike」がいい感じ
AOLが1月14日にリリースした「Starlike」、使ってみてなかなか良さげ。
FacebookやLinkedinの友達、Twitterでフォローしている人が「いいね」「お気に入り」した投稿が分かるというもの。投稿それ自体を見るよりも、よりその人の興味関心が反映されていたり、ノイズが少ない印象がある。
ヲチにも最適。
ユーザーが「いいね」したものがひたすらタイムラインとして流れていく仕様。TwitterでのFave、アプリ上でのお気に入りにあたる「Starlike」などを行うことができる。
シェアはTwitterでのRTを意味するものではなく、AppExtentionによるものなので、URLベースでのシェアになる。ここからもRTできたらいいのに。
Starlikeしたものは画面右上にある「☆」をタップすることでチェックすることができる。まあこれはそこまで使わなさそう。
個人的にIFTTTを使用して、TwitterでFavesしたものをログ的にTumblrに投稿するようにしているので、効率的にFavesできるこのアプリはとても有用だった。
Post images to Tumblr when you faves on Twitter by d_tettu - IFTTT
似たような使い方をする人はそこまで多くない気がするけれども、「フォローしている人の興味関心が分かる」「よりノイズの少ない形で、気になる人が有益だと思っている情報が得られる」という点で、素敵なアプリだと思う。IFTTTでレシピを作れば、FavesしたものをEvernoteに保存しておく…などの使い方もできるしね。
Starlike
データでみる2014年の「Facebookの次」をめぐる争い(Pew Research)
Pew Research Centerが9日に公開したデータによると、各所で言われている「Facebookが当たり前のように使われている一方、併用的に別のソーシャルメディアが使われる」という傾向がみられる。
どうもそのデータを眺めていると、Facebookはいわゆる「大人」の標準的ツールとして普及しており、Instagramに関しては「若者」のそれとして広まっているように見受けられる。
※データは2012年から収集されたもので、2014年のデータに関しては米在住の18歳以上の1,597人を対象、電話調査によるもの。
Social Media Site Usage 2014 | Pew Research Center's Internet & American Life Project
Facebookの一般化とともに、Instagramについてのポイントも以下のようにまとめた。
併用して利用されるソーシャルメディア
52%のユーザーは2つ以上のサービスを利用している
52% of online adults now use 2 or more social media sites, significant increase from 2013 http://t.co/Zr9DU71hzv pic.twitter.com/43DlfbEiZU
— Pew Research Center (@pewresearch) 2015, 1月 9
Proportion of Facebook users who also use another platform up significantly since Aug. 2013 http://t.co/9LJELlFbkW pic.twitter.com/xMs9mBihlH
— Pew Research Center (@pewresearch) 2015, 1月 9
52%のユーザーが2つ以上のサービスを利用している(2013年は42%)。1つしか利用していないというユーザーの79%はFacebookを利用。
また、Facebookを除くと、InstagramとTwitterがお互いに高い相互関係を見せている。
みーんな使ってるFacebook
Facebookが最も使われているが、他のソーシャルメディアも高い成長率である
Social Media Update:Facebook still most popular, but other platforms see higher growth rates http://t.co/y0jeuotwey pic.twitter.com/9kgC3xsF0E
— Pew Research Center (@pewresearch) 2015, 1月 9
65歳以上のインターネットユーザーの半数がFacebookを利用していて、その数はシニア層の31%にものぼる
For first time, more than half (56%) of all online adults 65+ use Facebook http://t.co/Zr9DU71hzv pic.twitter.com/Is1o65TvOs
— Pew Research Center (@pewresearch) 2015, 1月 9
Facebookが最もポピュラーなソーシャルメディアとして君臨し続けるが、その成長スピードは鈍化し、一方で他のサイトは成長を続けている。
Facebookは「ホームベース」として使われている。ただ一つしか使わない人たちにとって最もポピュラーなサイトとして存在し、また、他のプラットフォームと並行的に使われる存在でもある。
Facebookユーザーは多様な交友関係をそのプラットフォームに有する。
- 87%は高校や大学といった昔の友人とつながっている
- 58%は同僚とつながっている
- 45%は親とつながっている
- 43%は子どもとつながっている
- 39%は個人的に実際に会ったことのない人とつながっている …etc
若年層で普及するInstagram
18歳〜29歳のネットユーザーの53%がInstagramを利用
In one chart: who uses Instagram http://t.co/AEUPJMSGbn pic.twitter.com/GXKHyyDUSw
— Pew Research Center (@pewresearch) 2015, 1月 9
Instagramユーザーの49%が毎日利用(Facebookは70%)
Facebook has the highest frequency of use among social media sites http://t.co/5RwKnOKPHQ pic.twitter.com/0hnyXP3EKZ
— Pew Research Center (@pewresearch) 2015, 1月 9
2013年には18歳〜29歳の37%が利用していたサービスだったが、2014年になってその数字が53%に伸びるなどめざましい成長を見せている。とりわけ女性の利用が目立ち、都市部やその近郊に住むヒスパニック系やアフリカン・アメリカンが利用する傾向にある。
また、Instagramユーザーの49%が毎日利用しており、32%は1日になんどもアクセスしている(2013年の傾向と目立った差異はみられない)。
熾烈さを増す「2つ目」競争
一時期はFacebookとTwitterのどちらが勝つか、どちらかが食われて衰退するのではないか、といったことも耳にしたが、やはり併用的に使われるものであることは間違いがなさそうだ。
Facebookがある種の「ホームベース」として使われる一方で、あるバーティカルな、ある特定のコミュニティでのソーシャルメディアなど、2014年は「2つ目」をめぐる競争の年だったんだなというのがわかる。
2014年にはそれぞれが順調に数字を伸ばしたようだが、「1日に何度も使われるサービスであるかどうか」という点に注目すると、Instagramが一歩リードしているようだ。
ここに挙げた2つ以外にもPinterestやTwitterなどについても調査されてはいたが、これらと比較してInstagramの数字がやや目立つように思えた。特に、若年層を中心に成長が進むという意味で。詳細は元記事を見てほしい。
※また、ここにはモバイルメッセージに関するデータがなく、広義的な意味での「ソーシャル」の実態を考えるにあたってはちょっと物足りない気がしないでもない
2015年はどうなるか、上述したような「2つ目」をめぐる競争の過程でどこかが飲まれるor食われるというよりは、それぞれの提供する価値を磨き、ある程度のサイズに達した段階で横ばいになり、しかしユーザー急減といったことはなく…といったような、ゆるやかなステップを踏むのではないかと思う。
個人的には若年層を中心にややクローズドな、ミニマムサイズのコミュニティサービスの行方がきになるところではある。Instagramしかり、メッセージサービスしかり。
もしかしたらこれら以外にも、特定の用途、コミュニティに特化したソーシャルメディアが、流星の如く現れて話題をかっさらっていくのかもしれない。その時はできればドでかい花火を打ち上げて、もしダメでも華麗に散っていく様を見て酒のつまみにでもしたいなあと思う。
いい年になりますように。
2015年は「バイラル」から「長文」に移り変わるのかもしれない
バイラルメディアが何かと話題を呼んだ2014年。ゴミだのクズだの罵詈雑言の雨あられが飛び交う割に、イマイチぱっとした結果も出てなさそうな印象でどこか切なくなった2014年。価値ある何かって出てきたのだろうか。
海外ではこれまでも「バイラルメディアがパねえ」などとその手法がもてはやされてきたが、journalism.ukの記事によると、ハフィントン・ポストUKではその関心は「長文」に移りつつあるようだ。
From viral to longform: Why the Huffington Post has set its sights on long reads | Media news
「速報は記者を『出来事の奴隷』にする」
「2011年からこれまで、私たちが求めていたことのひとつは大量のユーザーを生み出すことで、そしてそれらの多くはバイラルするストーリーを書くことやコメント(会話)によって成された」と話す、ハフポUKの編集長。
「『ロングフォーマット』は成長するだろうと考えているんだ...とりわけUK、選挙を控える中でね」。
彼にとって「速報(Breaking News)」はハフポにとってやるべきことかどうかは、ちょっと疑問符がつくようだ。速報は彼にとって、記者を「出来事の奴隷」にせしめるものだという。それよりは、多くのパブリッシャーにとって「なぜ」「どのようにして」というような、分析的なコンテンツの方が価値があるのではないかと。
コモディティ化する「速報」
この速報と二報モノについて、NewsPicksの佐々木さんが過去に言っていたことが思い出される。
速報性という意味では、我々は通信社や新聞社と戦おうとは思っていません。約100名の記者をベースにした企業記事を、通信社や新聞社に2〜3時間の遅れを取ったとしても、新しいストーリーや分析を加えた記事を掲載したいと考えています。これを「クオリティの高い第2報」と呼んでいます。
(2ページ目)なぜ東洋経済オンラインは4カ月でビジネス誌系サイトNo.1になれた?編集長に聞く | ビジネスジャーナル
速報は既にコモディティ化していて、その役割を見出しづらい環境にある。経済系媒体でもロイター、時事などの通信社、日経がいて、じゃあ速報で勝負する意義ってどこにあるんだろうと考えると...それよりはストーリーを作って「意味付け」した方が価値がある。
速報をやりたがる個人としての気持ちはわかるが、そこに価値があるかというとなかなか難しい昨今だろう。
200文字で説明できない事柄
ハフポUK編集長は、来年やっていきたいものとして2つの記事を例に挙げた。その一つが、ゲイを告白したキリスト教信者のロックスターについての物語だ。
The Christian Rock Star Who Came Out, Became A Gay Role Model And Found Acceptance
この「Beyond Belief(信じられない)」とのシリーズモノの、人について語られた物語がどのようにシェアされているかを見ると、それがバイラルのために片手間に作られたものではないことが分かるだろうと、彼は話す。
また、このような物語形式について、政治的思想(political ideaとは書いてあるが、いわゆる政治以外のことも含まれるだろう)を明らかにする場合の助けにもなると、別の記事を紹介した上で続ける。
「それは200文字で表現できないよね。君はツイートで反応することはできるけど、何を本当に意味しているのか、何について話しているのか、彼らの信念は何なのか、君のグッときたことについては、そんな少ない言葉じゃ表現できないはずだ」。
ハフポ編集長は、長文型の情報消費をサポートするものとして、「immersive(没入)」と「interactive」、「simpler combination of text and images(テキストと画像のシンプルな組み合わせ)」を挙げるが、そのあとに「君が書いているものに『中身』があること、その言葉が強くて意味深いものであること」も同様に大事であると話す。
ハフポUK編集長は上述のように話すが、とはいえこのスマホ時代に「長文」一辺倒で良いかというと、もちろんそうではないだろう。
有名な図として「クオーツ・カーブ」を思い出す。
この哲学に行き着いたのは、トラフィックを分析したところ、デジタルでよく読まれるのは短い記事か長い記事のどちらかだという分析結果を得たからでもあり、700語台の記事は無駄が多いと考えるからでもある。
アメリカで躍進中のビジネスニュースサイト『クオーツ(QUARTZ)』 その編集方針と経営戦略を聞いた | New York Sophisticated | 現代ビジネス [講談社]
上述のように、長文はもちろん読まれないというわけでもない。しかしLivedoorの「ざっくり言うと」が示すように、スキマ時間での使用が目立つ(と思う)環境下では、ただ長文であるだけでは厳しいだろう。
スマホ時代の「ざっくり言うと」って何が大事なの - d_tettu's blog
ハフポでは、長文の序文に「short version」を置いて掲載している。しかし、編集長が言うには、分析によると、ユーザーはそれよりもむしろ本題、文章の全体像を知りたがるようだ。
Livedoorの「ざっくり言うと」も、例えばvingowの要約にしても、ただそれだけが価値を成しているというよりは、本文に入るための--ユーザーがその文章を読むか否かという判断のための--判断材料であることに価値があるのかもしれない。
また「ざっくり」とはちょっと異なる軸として、長文型のコンテンツへの疑問として次のような声も出ていた。
ロング・フォームのメディアは、メディアやってる人間の夢かもしれないが、よりスマホに軸が移る情勢の中では「ちゃんと読まれるか?」という点で疑問。ポリタスやってみて感じたのは、一つ一つは簡潔な文章を、より雑多に読んでもらう、いわゆる訪問別PVの高いメディアの可能性。
— たちぞの まさひこ (@mshk) 2014, 2月 15
BBCのモバイル担当エディターが同じこと言ってたRT @mshk: ロング・フォームのメディアは、メディアやってる人間の夢かもしれないが、よりスマホに軸が移る情勢の中では「ちゃんと読まれるか?」という点で疑問。ポリタスやってみて感じたのは、一つ一つは簡潔な文章を、より雑多に読ん
— 古田 大輔 (@masurakusuo) 2014, 12月 20
@d_tettu @mshk BBCのエディタ-が口にしていたのは「記者はロングフォーム書きたがるが、読まれてないよ」ということでした。とくに携帯では「とにかく短い記事。読者はジャーナリストではないことを理解し、簡潔に書くべきだ」と。
— 古田 大輔 (@masurakusuo) 2014, 12月 21
「パパッとやってトラフィック稼ぐ」の限界
長文でどうだ、スマホでどうだは別として「片手間で作られたもの」で稼ぐ限界はいずれ来るだろう。
「200文字の限界」が示すように、個人の趣味趣向、思想を表現する手段として、2014年に流行ったようなキュレーション()は限界がある。そして、「パパっとやって」共感を生むような時代は近いうちに終わりが来るのではないかと思う。それはトラフィックを得る手段としては常套句だろうが、じゃあそれによって「グッとくる」体験が得られるかというと、そこまで単純じゃないでしょと。
食傷気味よね。
個人的にも、どこかで見たようなありきたりな文章よりも、「誰が喜ぶねんこれwww」であっても熱量のある尖った文章を尊びたい。多様性万歳。
ちなみに、先週弊社のイベントで @kensuuとKDDIの森岡さんがメディア戦略の話したのですが、けんすうさんは「スマホになって没入感が増す」と本格的な文章の需要が伸びるという予想をしてました。この辺は各社実際にコンテンツ出しながら感覚をアジャストしてる最中だと思いますが。
— たちぞの まさひこ (@mshk) 2014, 12月 20
ついでに。イベント後に @kensuu と @tsuda と森岡さんの食事の席に同席したのですが「原稿料の高いウェブメディアの時代が来る」という話が盛り上がって面白かった。要するに、ちゃんと手をかけたコンテンツをウェブでやるようになる。
— たちぞの まさひこ (@mshk) 2014, 12月 20
個人的にもこの点は激しく同意ではあるのだけど、ウェブメディアがそれを支える収益構造をしているかというとなかなかそれは厳しい。
とりわけ、新聞社やキャリアなどバックのある一部を除いて、このスマホ時代では(広告単価が...泣けちゃう)。
というわけで、2014年にも話題に上がっていたネイティブアドや動画広告が、「長文」の前に本格到来するのではないかと思う。
そこで広告単価を上げて収益性を上げて、「本格的な文章」(比較的高コスト)が供給できるのではないかと。
もちろんそこにはいろんな課題があるのだけど、それらを解決するためにガイドラインなどが整理されたり環境整備が進む...そしてそれと同時並行で「本格的な文章」が試行錯誤される、そんな2015年になるのかもしれない。
ここまで考えてあーくっそなげえ文章になってしまったと思いながら、労働して年越ししたくないなあと空を見上げる。
貴殿らがきゃっきゃうふふして年末を楽しんでいるあいだでにこちらはお仕g)
BuzzFeed急成長の立役者が語る「データサイエンス」への考え方
from :The Data Science Venn Diagram — Drew Conway
9月末から始まったBuzzFeedのデータブログ。初回を飾ったのは、先日VPの「Publisher」に昇格したDao Nguyenでした。
彼女はたった2年で1.5億ユーザー/monthにまで成長させた立役者として知られています。彼女がVPとして引き上げられた時、同社CEOのJonah Perettiは次のように述べたそうです。
彼女は新聞の権威を引き継ぐものではないし、ビジネスや広告売上、ましてや新聞販売に責任を負うものでもない。
それでも彼女は会社を率いる。「Publisher」として、テクノロジーやプロダクト、データ、パブリッシングプラットフォームに関わる全てを統括する。
BuzzFeed Names Dao Nguyen Publisher | Re/code
彼女が実際にBuzzFeedで何をしたのか、詳細に書かれた記事はあまり目にしたことがありません。読んだことのあるもので挙げてみると、Pinterestからのリファラーを2位に押し上げたり、モバイルからのトラフィックを最大化したり、サイト上でのコンテンツの配置に関するアルゴをいじったりとしてきたとか。
この記事の中で具体的なことにはふれられていませんが、彼女の存在がいかにBuzzFeedの成長を促したかということは書かれています。
編集主幹のBen Simth曰く「彼女は知的なひらめきに溢れているよ(She just has a lot of intellectual wattage)」とのこと。
※意味があってるかは自信ないけどこんなニュアンスかなあ
The Data Genius Behind BuzzFeed's Success | Inc.com
Daoが語る「データサイエンス」の考え方
そんな彼女が、データブログの初投稿の中で、「How BuzzFeed Thinks About Data Science」とするエントリーを投稿。
これ以後も興味深い分析が投稿されていますが、まずはこの投稿の中から、BuzzFeedのデータへの姿勢がどのようなものなのか、9つのポイントについて記してみます。
1. データは匿名化して扱う
まず、私たちは個人情報を尊重します。全てのデータは匿名化して扱い、厳格なアクセス権についてのポリシーもあり、技術的なセーフガードも構築しています。
2. 正しい「問い」がなければ、有用な「答え」はない
BuzzFeedではデータアナリストチームが分析を統括しているので、データを落とす前に、編集者が直感的に何を理解しようとしているのかを話し合っています。
問題が複雑になろうとも、正しい問いを持つことの重要性は他の何よりも先立つでしょう。
3. データを疑え
ビッグデータ信仰は、そのデータの量と信頼性を同等視します(集めて分析すれば信頼性が増すってもんじゃないよね的な)。
実際、そのデータは人間の書いたコードによって収集されたものです。バイアスだってかかるし、どのモデルの仮説だって間違う可能性はあります。
4. データは起こったことについて示すが、「なぜ」については示すことは稀だ
何が起きたかを理解すると同時に、その理由について分かったのだと思い込むべきではありません。
時々、データは私たちに何が起こりうるのかを示してくれますよね。予測的な分析は私たちの分析のコアな領域でもあります。
しかしそれでも、私たちは相関するデータを元に優れた予測アルゴを作ることはできますが、それは、私たちが予測しようとしているものの「なぜ」を理解していると意味するものではありません。
相関関係と因果関係は同じではないのです。
5. データは組織によってその力を変化させる
BuzzFeedには、勢いがあって優れたデータサイエンスチームがありますが、それはそれを後押しする企業文化があってこそです。
6. データの奴隷になるな
データはあなたに選択肢を知らせるべきもので、戦略を決定させるものではありません。
7.全てを統べる測定法などない
DAUだったりMAUだったりSNSでのフォローワー数だったり...etc
BuzzFeedはアートやサイエンス、良い判断の組み合わせでできています。バランスを理解することは競争上の優位性を生むのです。
8. データは十分に利用され、過剰に宣伝されるもの
どのメディア系企業もデータサイエンティストについて何らかのレベルで考えている、この昨今。
ラベリングに巻き込まれないように、私たちが解決する問題にこそ、フォーカスしていきましょう。
9. データは楽しい!
まだ学習していないことや、構築していないモデル...私たちはそんなことを楽しんでいるのです。同じプロジェクトなど一つもありません。
BuzzFeed Data Blog
※誤訳があったらごめんなさい、優しく指摘してください。優しさ大事。
これの他にも分析あれこれ
このDao Nguyenの投稿の他にも、例えばシェアと読了時間についての相関関係や、二者間の読んだ記事から別の好みそうな記事を推察する取り組みなど、大変興味深い投稿があります。
それらについての紹介はまた今度するとして(たぶん)、今回はBuzzFeedのデータへの姿勢を紹介して終わりにしようかなと。
新興メディア隆盛の背景にはテクノロジーが〜という話は各所で聞きますが、実際にどのような体制でどうプロダクトに組み込んでいるのか、具体的な話が出てこないので非常に気になりますよね。
そりゃまあ出ねえよっていう話ではありますが...だからこその競争原資なんだろうなあ。
日本市場に参戦してそこらへんのバイラルメディアが死屍累々になるという未来予測についてはどう考えているのだろう。
「必要とされるものを作る」時代に、編集者はマーケッター化するのかもしれない
セールスフォースの偉い人が言ってた
「読んでもらって、かつシェアしてもらいたいのであれば、あなたが伝えたいものではなくて、人々が必要としているものにフォーカスする必要があります」。 / “The Future of Content: It’s a Jo…” http://t.co/Aja8AW3e1Q #media
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
Buzzfeedの資金調達にふれ
「リスト型記事はコンテンツそのものというよりもトラフィックのため、という側面が強かった」が、Buzzfeedは「コンテンツを再定義している」と。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
過去記事を削除していた、との話も話題に上がっていたBuzzfeed。編集ポリシー(?)を再定義したとかそんな話も聞く。
コンテンツマーケティングってなんや
コンテンツマーケティングのバズワード感。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
「顧客や潜在顧客が見たくなるような情報の集合体。それがコンテンツマーケティングにおける『コンテンツ』だと考えれば間違いない」。
コンテンツマーケティングとはコンテンツを継続的に発信し続けてビジネス目的につなげる終わりのない取り組み全体のことであり、また継続することによって潜在顧客とのつながりや資産となるコンテンツ、リーダーポジションという未来の獲得が期待できるものだということ。
コンテンツマーケティングの正体とは?/『WOMマーケティングサミット2014』レポート | DIGITAL BOARD
ちょっとビジネス向けのニュアンスではあるけど。
例としてローカルニュースを挙げて「読者を囲い込んでそこに情報を投下するモデル」があったんだけど、それが今や崩壊していることを指摘。
コンテンツマーケティングって言葉が出てきた背景には、情報を選択する主体が読者側に移行した、ってのがあるよね。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
揺れる「編集者」の役割
マーケッターの編集者化。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
雑誌の編集者だと、コンテンツマーケティングみたいな考え方は当然のもののような気もするけどなあ。働いたことないけど、出身者の考え方を聞くに。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
あー、とは言え、編集者とコンテンツの話をすると「ユーザー体験から考える」みたいな視点は結構苦手かもしれないなあ。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 8月 28
ユーザーがコンテンツを選択できる時代に、コンテンツの在り方をどうするべきなのか、そしてそれを使ってどのようにエンゲージメントを高めるべきなのか。
ネイティブ広告を作ったことがあるわけでもないし、オウンドメディアみたいな取り組みをしてきたわけでもないが、ここらへんはちゃんと認識しておきたいね。
そうしてマーケッターたちが編集者的な側面を持ち始めて、プロダクトアウトみたいな考え方しかできなくなった編集者たちは、Facebookべったりの時代にはそぐわないという近未来までは見えた。
編集者もマーケッターとしての側面を、意識的に持った方が良さそうね。「色」をつけたりするのは編集者の方が向いてるかもしれないから、そこは強いのかもしれないけど。
ちゃんちゃん。