@d_tettu blog

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「バイラルメディアはゴミ」手法を生かすのはいいけど中身は…アチャー

キュレーションメディアサミット@CAに行ってきた。昨今話題のバイラルメディアあれこれについて、佐藤慶一さんの話も聞けるし、Spotlightの中の人も出るしでさらっと顔出しに。

昨今のバイラルあれこれ


佐藤さんのお話については、なるみさんのブログを見ていただければおおよそは分かるかと。
http://narumi.blog.jp/archives/9795630.html
個人的にはUpworthyに関する話題はやっぱり面白いなと。社会風刺と社会運動をしていた人たちが、硬い話題を届けようとして「発明」したのがアレだったていう。
ただ、中にはちょっと過激で一部批判を受けたりもしているようで、「あーなるほどなー」と思う点もあった。

どうなの?ゴミなの?

書き起こしはこっち→https://www.evernote.com/shard/s28/sh/572e141b-4e40-4aac-bace-7215b0e569ad/2850bfb336962f3ca03e3b072ec5628c
iemoの村田さん、Spotlightの渡辺さん、AmebaCOCOの金山さんでパネルディスカッションとなったのだけど、これがまた興味深かった。
「ぶっちゃけハム速だよね」という梅木さんの切り込みに対して、渡辺さんは「ゴミじゃない」と返す。キュレーションはコンテンツの作り方で、バイラルは集客手法、オリジナルでトラフィックを集めていいはず、と。
バイラルは手法なので~という話は同意なのだけど、村田さんは「デブリ」(宇宙空間を彷徨うゴミのこと)と表現。「by nameで探されないと価値ないよね」。

独自性のないとこは淘汰されるよね

ここの話についてはズレがあったと思うのだけど、手法自体に異論はないけれども、じゃあ中身はってなると「ゴミ」と浴びせられる哀愁。
結局その手法も「瞬間風速を稼ぐ手法」であって、上述の通りそのメディア自体に価値があってユーザーが訪問するレベルにならないとアカンよねと。
問題は中身なのよね、手法じゃなくて。
なので、CuRAZYが独自コンテンツを模索するのも分かるなあ。コンテンツロンダリングで価値を生み出すのって相当難しい。

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