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@d_tettu blog

メディアとかウェブとかネコとかそこらへん。たまに日記。

高コスパな梅ヶ丘・美登利寿司の「炙り」は邪道なんかじゃない

兼好法師は「徒然草」で次のような言葉を残している。

死期は序を待たず。死は、前よりしも来らず、かねて後に迫れり。人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。

ざっくり言うと「死は後ろから来るかもしれないよ、気付いたらそこに迫っているよ、干潟が続いているのを見て安心していても、足元から急に満ちてくる潮みたいなもんだよ」と。

そんなことを梅ヶ丘にある超高コスパ・寿司屋「美登利寿司」で食事をしながらぼんやりと考えていた。死ぬ前に寿司を食べたい。

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当日は雨が降っていたということもあり、然程待たずに入店できた。これは僥倖。いつもは長くて数時間待つという。誰かが早めに整理券をとっておくか、雨天など悪天候時を狙うかした方が良さげ。

まずはいきなり寿司を注文するのではなく、ビールとちょっとしたおつまみでウォームアップ。アボガドのサラダにあんきも、刺し身の盛り合わせ、メロカマの煮付けを食す。
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これだけで既に多幸感に満たされる思いだが、まだまだ早い。なおこの段階で出てくる言葉は「これは間違いない」「美味え」「舌の上で溶ける」「宇宙だ」などと本当に編集職か怪しくなるような単純な単語ばかりが並ぶ。目の前の料理のことしか考えられない。

ある程度小腹を満たして、次はあらゆる寿司を赴くままに注文。いくぞ美登利寿司―――ネタの貯蔵は十分か(古い)。

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穴子なんてデカすぎて一口では食べられない。端っこの方からお箸でつまんでいく…もはや寿司じゃない。甘みが口の中に広がるが、ぜんぜんしつこくないのでどんどん食べられる。

今回は炙り系を多めに頼んだのだけれど、これがガチ。炙りといえば「邪道」という評価をされることもあるが、美登利寿司の寿司にかぎっては炙りすぎた苦味もなく、とろけるような舌感でこれが美味い。中トロの炙りなんてまるで焼き肉。牛肉と見間違えるレベル。

美味い(迫真)。

最後はお腹も膨れてきたので、クールダウンとしてマグロの中落ちを頼んだ。初めて見たスタイルだったのだけれど、なんと骨のままで登場。周りについた身を小さいスプーンでほぐし、のりで巻いて食すスタイルだという。ほええ。美味いよお。

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たらふく食べてビールも飲んで、これで一人4000円強。そこそこのネタとビールを抑えれば、3000円前後におさまるだろう。うーむ高コスパ。お腹いっぱいで夜はチョコをかじる程度だった。

コースを頼めば予約もできるそうだが、あまり自由さもなくなる上に、寿司以外の料理がそこそこ含まれているということで、並んだほうが良さそうだ。

いつどうなるか分からない。だったら好きなもの食べたい。また行こう。


コスパ良すぎぃ!梅ヶ丘・美登利寿司に行ってきた - d_tettu's blog