NAVERまとめ編集長のエントリーと「ブーメラン」との指摘に思いを寄せる
NAVERまとめ編集長の発言がアツい。
WEBにはWEBのやり方があるし、BRUTUSのやり方がいかに素晴らしいかって話をしたわけじゃ決してない。
ただ、こういう丁寧な仕事を見ると、最近のWEBコンテンツを嘆きたくなる。神が宿るディティールにまで意識を尖らせた仕事をしない編集者やライターが、最近あまりに増えてる気がしてならない。
http://yakisoba.blog.jp/archives/34240895.html
身につまされる…。うーむ、我ながらそこまで細部に気を払っていたかというと自信がない。
身の回りの紙系編集者と比較してみると、同等の労力というか、こだわりを持ってやっていたかというと頭を垂れるしかない。
比較するのであれば、より雑誌の体験をウェブに移行しようと模索した例が良いのではと思う。日本だとそんなに知らないけど、海外だとちょくちょく見かける。思い出したのはNYTの事例。広告とコンテンツの境界が薄く、連続的な消費を前提としている。http://t.co/RkmG6yCKR5
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 20
難点はねえ、たぶん赤いんだよね、これ...。収益で言うと紙のほうがマシなんだよなあ。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 20
で、それに反応するエントリーが。
小銭稼ぎのために他メディアのコンテンツを剽窃するユーザが多い(ように見受けられる)プラットフォームにおいて、中心的ポジションを担っておきながら
「名指しはやめとくけど、きょうも大変残念な記事を見てしまった。短絡的、享楽的なコンテンツばかりを量産して、WEB全体のコンテンツイメージを悪くするようなことはマジでやめてくれって思う。」
とはいかがなものか。
ご自分が長として携わるメディアに適したポジショントークをする位の配慮があってもよいのではないか、なんて思ったりする。
http://ac.hatenablog.jp/entry/2013/11/21/154547
確かに、そのような指摘もあるだろう。ううむ。
「バランス」に苦慮するNAVERまとめ
ただ、NAVERまとめは「ゴミ」がいかにサービスの価値を低下させているかをきちんと認識し、対応している(ように見える)。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
良い(と何かしら定義付けした)まとめ人を指定しバックを増やしたり、「ゴミ」を削除したり、コンペを開催して良いとされるまとめのモデルを提示しようと模索したり。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
結構前にNAVERまとめ人が招待されたカンファレンス(?)的なのに行ってみたが、突発的に稼げるまとめだけでなく、質が伴う形で「良い」まとめを作ってくださいねー的なフィードバックをもらった。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
もちろん、それは先方側にとっても「=PVに加算される」なので、旨みがあってのことだけど。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
「ゴミ」が増えることのデメリットと、良い「まとめ」(=いわゆる丁寧な仕事)を増幅させることのバランスをとって、うまいことサービスを良化させている気が。数字的なものを考慮して「落とし所」を探る的なイメージだけど。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
まあここらへんは難しいすよね。エントリーにもあるように、金が支える部分もあるので、ウェブサービスが同等のものを生み出そうとするのは厳しいよねえ。前述したNYTのコンテンツも確実に赤いし。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
こういう話が上に下にふれてふれて、良化されるといいなあと思いながら、体調が良くなってきたのでご飯食べる。具合が悪いとマジで飯がまずい。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21
「ゴミ」があって、一次ソース提供者を食いつぶすやり方が長く続かないのは、もちろん理解しているだろう。
とりあえずサンドイッチ食った。
ちょっと気になったのは…
ただ、名前はたぶん「桜川」だったような...。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2013, 11月 21