BuzzFeed Japanを離れることになった
交渉、立ち上げから参加していたBuzzFeed Japanの業務を減らし、Yahoo! JAPANに主務を戻すことになりました。一応、ポジションとしてはまだ残っているのですが、少しずつ仕事量を減らしていくつもりです。
2014年だったかに社内で声をかけられ、拙い英語で向こうの役員とやりとりしていたのが懐かしい。英語、全然できないんですけど……と心細くしていると、「大丈夫!やりながら覚えるから!」と先輩が励ましてくれたことを覚えています。
実際、なんとかなるもんですね。多方面にご迷惑はおかけしましたが、BuzzFeedの元々のカルチャーもフィットしたからか、あたたかく迎え入れてくれたように感じます。大企業にいながらベンチャーの立ち上げ〜グロースまでの経験を積めるなんて、なかなかない。
社会人人生の半分以上はこの仕事に費やしたわけで、今回の異動に際して胸にくるものがありました。送別会で泣いちゃったなー。わーん。
USに行ったときはこんな風に遊んでました。いやまあ、実際は静かにみんな仕事してたんだけどね。
「Be Experimental」
BuzzFeed CEOのジョナが日本にきたときの思い出。「新卒くらいの若い人が入ってくることも多くなってきて…若手に一つ、アドバイスをするとしたらどうする?BuzzFeedの大事なポイントってどこにある?」と飲みながら聞いたら、こう返ってきました。
「『実験的であれ』ということだね!それが一番大事!」
BuzzFeedはもともと、ジョナの実験がきっかけで生まれたメディアです(ナイキにブラック企業を意味する「sweatshop」の刺繍を注文、CSとのやり取りを公開したらめちゃシェアされたっていう一件)。ニッコニコの笑顔でずーーーっと実験が全てと言っていました。
また、自分のこれからについて少し考え始めていた時期、あるVPに1on1で相談したときにも同様のことを言われました。これからの人生、どういう選択をしていけばいいんだろう?すると彼はこう答えました。
「Ryo、学びがあるかどうかだよ。そこに新しい何かがあって、学びの機会を得られるかどうか、それにワクワクできるかどうか。それを考えの軸にしてみたらどうかな」
実験的であること、そこから学びを得ること、そしてそれによって成長を続けること。組織としてだけでなく、個人としてもこの姿勢に影響を受けてきたように思います。
次の「学び」
というわけで寂しくはありますが、次なる学習機会を得るぞ〜頑張るぞ〜な心境です。Yahoo! JAPANでは、コンテンツを作ったり/編成したりする部署に所属することになります。分析・戦略をやってくれとのことで。
しかしまあ特定のサービスに紐付いていないので、完全にフリーダムです。「あのー、今のところ何か決まった業務ってあります?」「ないね。課題感の共有だけするから自由に泳いで」おおおすげえなw
いきなり一人事業主な雰囲気があるので、これから各所に行脚したり、相談しに回ったりする予定です。社内外を問わず、メディア面を良くするために動き回る所存。みんな〜〜〜〜飲みだったりお茶だったりしましょう〜〜〜〜〜!情報交換させておくれ〜〜〜〜!
あれこれ詳細は会ったときに話そうや。FbとかTwで連絡ください。引き続きよろしくお願い致します。