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@d_tettu blog

メディアとかウェブとかネコとかそこらへん。たまに日記。

「ポテサラください」→ベーコンが出てくるお店・東京ブッチャーズで肉に溺れる

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会社の先輩と神田にある「東京ブッチャーズ」に行ってきた。肉が美味いと聞いていたが、実際に美味かった。肉を食べたというか肉に溺れたと言って良いレベル。

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「ポテサラください」でこれが出てくる。どう見てもベーコン。下になんかあるやつがポテサラ。まさかこれが出てくるとは思わなくて笑ってしまった。

この後も肉のオンパレード。ほぼ全種類コンプリートする勢いでアレコレ頼んだ。

肉まみれ!

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肉まみれ!

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肉まみれぇぇ!!

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という具合でひたすら肉を食べ続けた。炭水化物なんて不要。僕らに必要なのはタンパク質なんだ。低糖質ダイエット?そんなのしらねえよ肉が食べたいだけだ。

かなり食べて飲んで5000円くらいだったかなあ。今回は飲まなかったけどワインも揃えていて評判が良いらしい。

野菜もちゃんとあるよ

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さすがに肉ばかり食べているのもあれかと思い、言い訳レベルで野菜も食べる。これも美味かった。

場所は神田

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tabelog.com

行ってからちょっと時間がたつのだけどまた行きたくなってきた。腹減った。

「小屋ブーム」はミニマルライフとちょっと違うかも

模索される「新しい暮らし」

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ミニマルライフやシェアハウスといった、「サイズダウンした生き方」とでも言うような、右肩上がりではない時代の暮らし方がチラホラ話題に上がる。

無駄に幾つもの商品を買ってみたりするよりも、本当に必要なものだけを身の回りに置く。虚構じみた贅沢な暮らしではなく、地味でもいいから肌触りの良い暮らしを選ぶ。物質的な豊かさよりも、精神的な充足感を得ることを重視する。

かつてのバブル世代にはちょっと遠い考え方なのかもしれないけれども、そんな考え方は個人的にも共感できる。

その潮流を受け生まれたのが、昨今の「小屋ブーム」だと思っていた。一軒家じゃなくて、もう小屋サイズで良くね?支出を減らしてこじんまりと生きていこうよ、大量消費ってダサいよ、みたいな。いわゆるタイニーハウスムーブメント。top.tsite.jp

7月25日〜8月2日に長野県茅野市で開催された「小屋フェス」に行ってみると、そのムーブメントの構造が少し具体的に見えてきた。sumika.me

もしかすると「小屋ブーム」は、ミニマルライフの延長線ではないのかもしれない。

別荘の代替品としての小屋

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フェス会場には様々な小屋が建ち並ぶ。実際に生活空間として成立しそうな小屋もあれば、「男の秘密基地」といったような小屋もある。居住としての小屋が多いかとおもいきや、どうやらそうではないようだ。

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ラグジュアリーな雰囲気の小屋も
「二次居住として提案してますね。日常的な家はありつつも、週末はこういう暮らしをしませんか、というカタチで、今回はこういったスタイルの小屋を持ってきました」と話すのは、普段は伊豆でログハウスを作っているという天城カントリー工房の方。幅広い層に興味を持っていただけているとのことで、若い人が週末を暮らすセカンドハウスとして考えていたり、老齢の方であれば庭に空きがあるからそこで…という方もいらっしゃるらしい。

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なんかアッパークラス
お金がないからちゃっちい小屋で暮らしたい…というのはそこまでないという。「やっぱりかっこいいとか、素敵とか、ちゃんとしたものを求めているのはあるともいます」。ちなみに、この小屋は海外の強い木材を輸入して建てたそうで、塗装などのメンテを怠らなければ20年以上はもつはずだ、とのこと。
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これは普通に暮らせるタイプの小屋
小屋の「ガワ」を設計し、実際の施工は工務店などに任せているという「Ajito」の方は、こういったセカンドハウスとしての使い方として「別荘」という言葉を用いていた。「誰でも泊まれるようにできないかとは考えた…どこでも別荘のような考え方で。もちろん生活もできますが、いろんな使い方にフィットするように」と話す担当者。

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ロフトに寝床、下が見えてちょっとこわい
この小屋自体はサンプルではあるけれども、シャワーもトイレもついていて実際に暮らすぶんには困らなさそうだった。耐震性に関しても、国の最高基準に沿って設計しているという。かつ、分解して移動も可能。基礎工事は必要だけれども、これであれば水道などのライフライン工事をしても合計で500〜600万円程度でできるとのこと(土地や細かい内装は別)。

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キッチンとテーブルが一体化
問い合わせなど手応えは感じているとのことで、こちらも客層としては「本当に幅広い、特に偏っている印象はない」と話す。暮らすだけでなく、二次居住としてのニーズを感じているようだ。

実際に別荘の運営を行っている株式会社リゾートメンテナンスの方にお話をお聞きすると、別荘業界からするとなかなかに切実な背景があるという。

「もう右肩下がりなんですよね、業界として。どこかで新しい商品を作って提案しないと未来がない。で、小屋がちょっと話題になっているとのことで、今回試しに作ってみた」。

なるほどーと思っていると、どうやら別荘業界としても消費傾向が変化しているとか。「昔だったら3000万円持っている人が借金して5000万円の別荘を買ったりしていた。どうだ〜っていう感じで。でも、最近は3000万円持っている人が1000万円の別荘を買う。で、そこで色んな遊びをする。余裕を持ってそこで楽しもうとするように変化しているんですよね。私もそういった使い方のほうが日本には合っているんじゃないかなと思っていたんですよ。家族でゆったりするための…アメリカのサマーハウスみたいな」。

ほほー。

各展示スペースで共通して聞かれたのが、上述したような「二次居住」としての小屋。もちろんミニマルライフ的な生活拠点としてもニーズはあるというが、どうやらそれだけではないようだ。

主催者に聞いてみた

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犬もいた。主催者じゃないよ
今回の小屋フェスを企画したSuMiKaの方にこういった点について聞くと、一次居住としての小屋はハードルが高いんですよね、といったことが聞かれた。「コンパクトライフって、いきなりは難しい」という。

確かに、あれこれ捨てて生活を変えるのはかなりのエネルギーがいる。家族を持っていたりするとこれまた難しい。なので、二次居住としての使われ方が実際は落とし所ではないかと。

「若い人に響いている部分もあると思いますね。20半ばから30後半…半ばくらいですかね、そういった世代の人のほうが共感しやすい。こういうのが楽しいんじゃないのかっていう。40〜50ってバブル世代なんですよね、刺さりにくい」。

今回の会場でみられた提案も、どちらかというと「安価で週末別荘とかどうすか?」とか、「土地が余ってるなら趣味のための小屋とかどうすか?」というような提案だったりした。「小屋暮らし」もあるにはあるが、それが主たるニーズではないように思えた。

「小屋」に興味を持って見て回っている40代のご夫婦の話を聞いてみても、「耐久性どれくらいなんでしょうね、休暇で滞在するとしたら…」「離れとしてこれくらいのサイズの小屋って良さそうですよね」といった反応が聞かれた。夫婦や家族で小屋暮らしはちょっと先鋭的だよね…。

タイニーハウスムーブメントの延長線で語られる、いわゆる大量消費へのカウンターカルチャーとしての「小屋」。ネットで話題になるのはそんな切り口ばかりだったけれども、それよりは電車内の広告で見かけたりする「都心まで1時間〜!週末を郊外で過ごすセカンドライフ!」みたいなポジショニングの方が近いのかもしれない。

暮らしについて考えさせられた小屋フェス

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小屋というかこんな建物も。居心地良さそう
もともと小屋を買ってこじんまりと暮らすことに興味はあったのだけれども、今回いろんな人に話を聞いてみて、多様な小屋の使い方というか、暮らし方があるんだなと改めて考えさせられた。確かにいきなり買って暮らすのハードル高いよなあ、買ってみて賃貸もありだし共同購入もありだなあとかとか。

「小屋展示場」から共同で企画しているBAUMのPR担当者いわく、小屋ばかりが前面に出てしまうのもそれはそれで本意ではないらしい。

「暮らすとなると、日本だとちょっとハードルが高かったりしますよね。だけど、小屋っていういろんな要素をいったん削ぎ落したカタチで提案すると、どういう暮らしが良いのか見えてくるものがある。SuMiKaのコンセプトは『好きに暮らそう』。それを伝える一環としてのイベントなんです」。

なるほどなあ。

そろそろ引っ越したい、シェアハウスにでも暫くは暮らして小屋でも建てるかーと思っていたけれども、これを機にどういった暮らしが良いのかじっくり考えてみても良さそうだ。

ここらへん網羅的に取材した記事あんまり見ないので、どっかで出したいなあ。

岩田社長とMOTHER2「黒ごまと白ごま」の記憶


まだいろいろ残ってる
今朝、任天堂のTwitter公式アカウントがつぶやいた無機質な短文に僕は目を疑った。岩田社長の訃報だ。PDFファイルを開いてドメインを何度も確認したし、仕事中に「えっ、嘘、えっ」と何度もぶつぶつ言う姿は滑稽だったと思う。

「代表取締役 岩田 聡の逝去と異動」そんな文章が目に入ってきた。

時事通信の記事が配信されるまで、待ち構えながら誤報であることを願った。でも暫くしてその記事は配信されてきた。僕は準備していた見出しを打ち込んですぐさま校正に回した。

あー、岩田社長、死んだんだ。

テキストを入力してからの1時間くらいは周囲の音が遠くなったように感じた。しん、と静まったみたいだった。あんまり身を入れすぎちゃダメだと思いつつも、これまでの功績や評伝を少しでも伝えられたらと思って色んなリンクをかき集めた。

会ったこともないのにディスプレイがにじんだ。喉の奥の方がキュッと締まっていくのを感じた。本を読んだりテレビを見たりしたくらいでしか、接点なんてないのに。

「MOTHER2」という、糸井重里さんと一緒に作ったスーパーファミコンのゲームがある。ある片田舎に住む「ネス」が主人公の素敵なRPGゲームだ。

ゲームの開発が頓挫した時に岩田さんがやってきて「いまあるものを活かしながら手直ししていく方法だと2年かかります、イチからつくり直していいのであれば、半年でやります」と言って、実際に半年で動かし、1年で製品化したという逸話はとても有名だ。糸井さんが岩田さんを「神」と呼び、親交を深めた始まりがそこにあった。

その「MOTHER2」のゲームの中に、黒ごまと白ごまをめぐる砂漠の隠しイベントがある。黒ごまのために白ごまを探さなくてはいけないというイベントだ。

「むかしつめたくした白ごまに、もしもあえたらあやまりたい」。そんな黒ごまのために。

何が面白いって、白ごまを探さなきゃいけないのだけれど、それが砂漠のど真ん中。全部ドットだから全く見つからないの。ベージュっぽいドットの塊から、白いドットを見つけなきゃいけない。

「まじかよwww」。腹を抱えて笑った。

隅から隅まで歩いて白ごまを探すのだけど、これが苦労する。まあ、別に見つけなくて良いのだ。スルーしてストーリーを進めてもなんの問題もない。でも、やり込み症だった僕はだだっ広い砂漠を歩きまくった。

やっとの思いで見つけた白ごま。話を聞くに、どうやら今でも黒ごまのことを好きらしい。なるほど。そのことを伝えに黒ごまのもとへ戻ると、「えっ、白ごまが…まだおれをすきだと!?ホロリ…」。

それで終わりだ。別に意味なんてないしストーリーもないのだけれども、僕は幼ながらに「愛情ないし友情とはこういう風に成り立つのかもしれない」とぼんやり思った。単純にいいなと思った。そんな「一見無意味そうに見えることにも意味を持たせる」みたいなことをちゃんとやるゲームだった。そんなゲーム、他にはmoonくらいしかない。

ほぼ日のエッセイで、糸井さんは「とにかくさ、『また会おう』。いつでも、どこでも呼んでくれたらいいし、ぼくも声をかけるからさ。なにかと相談したいこともあるし、いいこと考えたら伝えたいしさ。」とつづった。

岩田さんは遠くに旅立ってしまった。岩田さんと「また会う」なんて、砂漠のど真ん中で白ごまを探すよりも難しい。それでもまあ、たぶんいいのだと思う。白ごまと出会えなくても、ストーリーは進むのだ。

糸井さんはTwitterでこうつぶやいた。「いまは、『暗くしていないで、せいいっぱいの今日をたのしんでください』と、岩田さんは言うと思います」。もう暫くすると、また今日が始まる。くっそ早いのでちょっとでも寝なきゃ。おやすみなさい。

写真共有アプリ「Snapchat」はギリシャ国民投票をどう伝えたのか

10秒以内に消滅する写真を送れるアプリ「Snapchat」によるギリシャ国民投票の伝え方が面白かった。

米国の若年層に人気のSnapchatはあくまでも写真共有系のサービスではあるのだけど、CNNやVICEなどと契約してニュースを配信している。tettu.hatenablog.jp

久しぶりに開いてみたら、そこには「Greece Votes」との項目。ストーリーなんてあったんだ。

タップしてみると動画形式でギリシャ国民投票についての、簡単なまとめが流れる。ギリシャがどういう状態にあるのか、投票した市民(たぶん市民)がどう行動したのか。


米国ではニュース系の短尺動画(Now This Newsのような)が流行っていると聞くが、これだったらまあだらだら見ちゃうかもなあ。

日本だと同様の「短尺動画まとめ」をするならInstagramかFacebook、Vineがあるだろうけど、まだ実践しているところがそうない。毎日新聞くらいかなあ。

たとえばこんな動画。まとめというか語る感じではあるけれども。mainichi.jp

この手の取り組みは「ユーザーにどうリーチさせるのか」という問題とすごく近いので、自社サイトでやるだけではなくてSnapchatみたいなところにどう載せるか、といった点も平行して考えたほうが良い印象ではある。

自社アプリがユーザーを囲っているならそこでやる、とかでもいいけど。

それにしても、プラットフォームがコンテンツを囲い込む潮流が続く。SNSや動画といった世界に強い製作会社になるかプラフォ側になる、少なくともどちらかを握っていないと厳しい世界だ。

そして前者を担うのであれば、「うまくやりながら」、そこに流すコンテンツが流通最適化しすぎないようにしないと堕落し続けることになる。堕落の先には何が待ち受けているのか。くだらない世界なのかもしれない。くだらないの好きだけどね。

メディア事業者にとっては、読者の発見を、そして読者にとってはコンテンツの発見を、つかさどる存在。プラットフォームは、“コンテンツ配信”をめぐりこれまで以上に大きな影響力を周囲に与えようとしています。
この先に、新たな関係を有機的に構築していくためには、メディアとコンテンツの意義についての深い洞察と合意が必要になってくるはずです。
従来メディアを揺るがすものとは?/テクノロジー優位な時代のメディアとコンテンツの行方 | 藤村厚夫 Media Disruption

【Wi-Fiあり】新宿駅から徒歩0分のカフェ、小田急百貨店の「STORY STORY」が便利で良い

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新宿って、思ったよりWi-Fiのあるカフェが少ないのよね。スマホで検索して行ってみると「キャリアのWi-Fiかよ…」なんてことも多々ある。

無駄に歩いて疲れたこともあるのだけど、最近は小田急百貨店に4月にできた「STORY STORY」が使い勝手良いなあと思い始めてきた。

Wi-Fiはフリーだし、人もそこまで混んでないし、客層も良い。ただし、あくまでもフリーWi-Fiなのでお仕事に適しているかはお任せ(OAuth認証型のWi-Fiで、どの程度セキュアなのかは分からない)。

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同店は有隣堂が手がける書籍・雑貨・カフェの複合型店舗。小田急百貨店の10階に居を構えており、新宿駅から極めてアクセスが良い。なんたって改札を出てちょっと歩いてエレベーターに乗るだけだ。

カフェのラストオーダーは20:30までとやや早めなのだけれども、そこまで遅くまで残っても仕方ないのでこれはこれで良し。

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レジでコーヒーを頼んで受け取る。コーヒーは500円〜。

まだ食べたことはないのだけれども、モーニングセットもやっているらしい。

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レジの横にはおすすめの本も並ぶ。この日は村上春樹が幾つかピックアップされていた。

店内の本を持ち込んだ場合は、こちらに置いておけば良い。ふらっと持ってきてふらっと置いておく(雑誌とコミックはダメだってさ)。

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席には楽天koboが置かれている。

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MBAを開いてドやりながら作業…と思いつつも、周囲の方々は育ちの良さそうなお母様やお嬢様、サラリーマンが多かったりするので、あんまり「あ、MBAだ…」みたいな目で見られない。

なお、土日はちょっと混むみたい。平日の夜にしか行ったことないので、そのあたりは分からない。

Twitterでイベント情報なんかもつぶやいていたりするので、気になる方はフォローしてみても。

中の人と知り合いってわけじゃないよ。

【恵比寿・えびす堂】やっぱり人間は肉ととうもろこしを食べるべきと知る

ヤマザキマリが描く「スティーブ・ジョブズ」を読んでいると、肉なんて食べずに菜食主義者になった方が、なんだか見えてくるものが違うんじゃないかなあと思えてくる。

「母さん…僕が菜食主義で、月明かりで処女が摘んだ葉物しか食べないの知っているだろう…?」と、ジョブズがガレージにやって来た母親に向かって言う。

うん、これは突き抜けてる。普通じゃない。

そのようにして菜食主義に憧れを持ちつつも、先日足を運んだ恵比寿にある「えびす堂」。肉が美味い。やっぱり菜食主義なんて不可能かもしれないと現実を教えてくれるお店だった。

「新聞で肉汁が跳ねるのを防いでねー」

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鶏肉の溶岩焼きなるこちらの一品。ある程度ご飯を食べたあとでも、この音を聞いたからには手を付けざるをえない。箸を伸ばして口に運ぶ。

う、美味い。

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それだけではなく、すじ肉とじゃがいもも半端ない。とろっとろに煮込んだすじ肉が舌先でとろける。じゃがいもはやわらかく、下に残りがちな「くどさ」をほんの少しだけ中和してくれる。

やっぱり肉は美味い。腹部の肉もどうにかならんかなー。

もちろん肉以外も美味い

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コーンビーフを混ぜ混んだポテトサラダに、刺し身の盛り合わせやレバーパテなども食す。珍しいのはとうもろこしの揚げ物。

揚げてあるとはいえ油にまみれているかというとそうでもなく、とうもろこしの質感と絡み合って程よい甘みだ。肉を食べてまだ物足りない、だけどそこまで重たいのはいらないかなあなんて時にぴったりだ。

とうもろこしなんて、お祭りくらいでしか食べる機会がないのだけど、ここでならたんまりと食べられる。とうもろこし畑を走り回りたい。

恵比寿駅から徒歩5分

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ふらっと1人で寄る、なんていうお店ではないけれども、仕事終わりに何人かで立ち寄るなら丁度良いかもしれない。

今度はどこに行くかなー。

【2010年】あの出版社は、新卒・採用活動でどんなことを話していたか


何となく昔の日記を引っ張りだしてだらだらと読んでいた。その多くは目も当てられない中学生ぽい文章で、ところどころ「うわああああああああ」となってしまうものだったけれども、興味深い点も幾つかあった。特に就職活動中のメモはなかなか面白い。なるほどーこの会社の人はこんなことを話していたのかー。

というわけで、ここでは2010年のメディア系の企業、出版社にしぼって気になった箇所を抽出してみた。なお、紛失したメモもあるので、もちろんここにはない企業もある。

ちなみに2010年はkindleが米国外でも発売と発表され、「電子書籍元年」の様相を呈していた(あくまでも様相だったけど)。

ところで、会社説明会の書き起こしって全然ないのね。あったら便利なのに。禁止されてそうだけど。

文藝春秋社

中の人からするとどんな会社なの?
  • 学生からすると若者向けの雑誌がないかも。おっさん向けの会社。社会のおっさん。
  • 85年続いた会社、特徴がある。軸は変わらないくて良い。
  • 文藝春秋の「社長日記」を読めばイメージが若干分かる。自由な活気ある雰囲気、変化はさほどない。
電子化についてどう考えているの?
  • ウェブ事業部があり、そこでHPやコンテンツを作り運営している。ウェブでも毎日接点を持つことはできるはず、「笑っていいとも」はタモリさんがいて毎日継続的に見られるようになった。
  • 電子書籍に関して言うと、やはり編集者の役割が生きるのではないか。作家とのつながりは強く、編集者からの発信も多い。持ちつ持たれつつ。
どんな人と働きたい?
  • 入社して好きなことをやれることはない、いい意味でつぶしのきく人間が良い。
  • 社員は350人くらいいて、全員が色んなタイプ。足りないところを伸ばすより、良いところを伸ばすと良い。
  • わからないことをちゃんと聞く人と働きたい、礼儀大事。

小学館

編集の人に話を聞く
  • 他紙の特集内容は出回らないのだけど、サライはキャラがあるのでバレる。「次あたりあれっすよね、時期的に?」みたいな。まあそれはそれで信頼されている。
  • 「ミーハー」って超大事。「おれこれ好きなんです!」だけじゃなくてみんなの興味あることに興味持つこと大事。
  • (ファッション系の編集では)トレンドは展示会に行って把握する、そこで情報収集して判断する。
  • 志望動機は明確にしよう、やりたい企画、目標を作ろう。
  • モニター会が重要、読者を呼んで話を聞いてフィードバックをもらう。
  • 新聞は毎日読め。雑誌は一覧性のメディア。

講談社

写真部って何してるの?
  • 写真は「代理体験」である。
  • 編集者、ないし企画者の意思を汲み取るの大事、コミュ力が欠かせない。
  • プロとアマの差は「アベレージが高いかどうか、最低限のクオリティが担保されているかどうか」。
  • 編集者の要求に応えてこそ。でも初心者でもOK。
なんで女性誌に男性編集者がいるの?
  • 視点の唯一性がある、そこが女性との差。
  • とは言え男性なので、ニーズを把握するのに周囲の人に話を聞くの大事、ふとした時に生の声を聞く。
  • 行動力大事、編集者は面白がってこそ。

小学館集英社プロダクション

出版不況だけど…
  • 電子書籍リーダーの隆盛で、今後は書店の意味が変化する。「足を運んでもらうことに価値のある書店へ」。
  • キャラクターなどライセンスの重要性が増すはず、そこはAmazonにはできない。
  • おそらくkindleはリーダー+映像視聴機器としても利用される。携帯よりも大きいので、映像を見たいというのは消費者の心理のはず。
  • かつての携帯の流れと同じで、そうなると、制作、ライセンスを握っている会社が強い。
  • 弊社は映像制作、ライセンスを用いたキャラクターなどの2次商品も手がけているので、そこに強み、魅力を感じる。

某出版系企業の先輩と飲んだ時のメモ

  • 「いやーちゃんとした仕事に就いたほうがいいと思うけどねえ」
  • 出版は上がつっかえていて、社会不適合者が多い。ただ、入ればなんとかなる。やりたい仕事は頑張ったらやれる。
  • 金が好きなやつは仕事もできる。
  • 出版系が生き残るには細分化して特化するのが良い、小さいニュースサイト、1次ソースをちゃんととってきてこれるところ。笑いとかサブカルとか。
  • 雑誌は嗜好品になっていく。

というわけでつらつらと書いてみたけれども、今思い返してみると上記に加えて「これからどうなる」という業界展望については、だいたいが「苦しくはなるだろうけれども、なんとかできるはず、仕事はキツイけど面白いよ」と話していたと記憶している。

どこも言うことはそれほど変わらないし、ライセンスを握っているところもそれは同じだ(新潮社は逆にライセンスがイマイチらしくて嘆いていた記憶がある)。

ウェブについての話は殆どなかったし、説明会出席者からの質問もなかった。たぶん興味なかったんだろう。ウェブやりたくて出版社の説明会に来るか?いたとしたらそいつは相当な変わり者だ。雇ったほうが良い。

まあ、気まぐれでただ書き起こしてみただけだ。

僕は偶然にしてなんとなくウェブの編集者になったけれども、当時あの会場にいた人たちはそれぞれどのような道を選んだのだろう。くっきりとした輪郭で思い出すのは、横に座っていた女の子が凛とした目で「文藝春秋に携わりたい」と話していたことだ。彼女は文藝春秋の編集部で今日も遅くまで仕事をしているのだろうか。

僕はそこまで強い希望がなかったので入社試験は受けなかった。もうきっと交差することはないんだろうけど、思い出してなんだか懐かしい気持ちになる。