新宿三丁目のアフリカン・バー「エソギエ」の居心地の良さたるや
GWも真っ只中となり、ぼちぼち何をやれば良いのか手持ち無沙汰となってきた5月5日。こどもの日にご母堂は、それらしい日を迎えようと右往左往していることと思われます。
まあとは言えやることもないので、千葉で行われてきたアニソンの催しに顔を出してから新宿三丁目で昔馴染みと食事など。そこでたまたま入ってみたアフリカン・バーが素敵だった。
特に何も考えずにチャージもないとのことで入ってみたのだけれども、ここがとても居心地の良い場所だった。
オーナーのラッキさんも気さくだし、そこまでお高い価格設定でもないし、イスは食べ過ぎて増量気味の我が臀部のサイズにぴったりだしでなんと言うかおさまりがよい。
そこには「豊かな暮らし☆彡」なんてキラキラした雰囲気はないのだけれども、それでも手の届く範囲に残されたちょっとした居心地の良さだ。
アルコールはナイジェリアのものが中心に用意されていて、ギネスもご当地もの、しかも中瓶。現地でしか生産されておらず、なかなか手に入らないものらしい。
食後だったのであんまり料理はたのめなかったのだけれども、羊肉をスパイスとともに調理した「スヤ」は美味かった。うむ、これはビールに合う。
時折、店内でもライブ演奏をしているそうで、この日もジャンベを叩きながら歌ったり。思ったより叩くの難しいのね。
それでもお客さんも笑ったり声を上げたりで良い雰囲気。
4人でだらだら飲みながら、アフロビートやらシティポップの軽妙さについてのあれこれなど、話しながら夜は更けて日をまたぐ。
帰り道で、僕はぼんやりと大学の先輩が言っていたことを思い出していた。「酔っていたら終わるもんだよ」。そんなものかもしれない。難しいことは考えずとも、ただ去っていくばかりに。飲み過ぎて頭が痛い。また行きたい。