ティーンにニュースを届ける。Snapchatが「Discover」開始
USでティーンの支持を集めるメッセージアプリ「Snapchat」が、CNNなどの大手メディアの配信を始めた。
SnapchatにCNNとかが配信を始めたそうな。 Snapchat’s new Discover feature could be a significant mom… - Nieman Journalism Lab http://t.co/yVtqF1Qbtf
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2015, 1月 28
「Discover」と呼ばれる同機能は、CNNの他にもviceやYahoo!Newsなど。Snapchatのマークのものが一つ含まれているが…これは自前のものなのかもしれない。特定メディアを示すものは見当たらなかった。
1ビュー、1コンテンツのシンプルさ
正直に言ってこれまで使ったことがないので、そもそも操作などに慣れない点があったが、アプリを起動して右にスワイプすると出てくるストーリー画面から、頑張ってたどってみる。
こちらの画面の右上、「○」をタップし、Discoverに遷移。
名だたるメディアがズラリ。試しにCNNを選択してみる。
大きなアイコンが表示されて…。
ファーストビューでいきなりコンテンツがどかっと表示された。ここから右にスワイプすると次のコンテンツ、下にスワイプするとコンテンツ詳細に遷移される。
これはテキストと写真のものだが、他にも自動で動画が再生されるものもあった。かなりのモバイルネイティブ。
「完全にモバイルネイティブだ」
Nieman Journalism Labの記事内で、Joshuaさんはこの機能追加について「これは完全にモバイルネイティブだ」と述べている。
新聞やテレビのコンテンツをぎこちなく新しい入れ物に入れました、なんてとこは皆無だ。垂直型のスマホに最適化され、ひと目で分かるよう構築されており、音や動画など視聴覚に訴える要素を組み合わせ、スワイプでコンテンツ間を遷移することができる…友だちからのメッセージと同居するかたちでね
その一方で現状での問題点(リリースされたばかりだが)も挙げられている。ナビゲーションの問題や、パーソナライゼーションに関する指摘だ。広告モデルも実証されていない。
しかし、「新聞やテレビの広告費、訴求力が低下する中で、モバイルにニュースを届ける、その第一歩としては注視するべきではないだろうか。私はそう約束する」とも続ける。
これがどのようなかたちに続くのか。使うことは殆どないが、ウォッチしていきたい。