@d_tettu blog

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「Lean Startup Update!! 2015」で出たスライドとかまとめ


Twitterで流れきたので行ってみた。リーンがなんであるかはさっぱり分からんし、どこで使う機会があるかも分からん。そう、おれは編集家業。

とは言えまあ企画も兼務しているし、どこかでエッセンスを活用することもあるだろうなあとは思い。

河合さん「TOCから俯瞰するリーンスタートアップ」

遅刻して聞けなかった…。
課題解決よりも課題を発見することを重視し、その解決スピードを早くすることが大事、そのためにあらゆるメソッドを使えみたいな話かなあ。

課題解決よりも課題発見、これ大事。

黒田さん「リーンスタートアップ導入の現場」

「守破離」の概念は個人的に好きなので聞きやすかった。

前半は仮説検証のために「MVP」(Minimum viable product)と「Build>Measure>Learn」をちゃんと回しましょうというもの。

「MVP」とは仮説検証のために必要な最小単位のプロダクトのことで、別にプロダクトそのものでなくとも良さそう。大事なのは仮説を検証するためのパーツとなること。

印象的だったのは「B>M>Lの思考プロセスは逆から考えろ(仮説から何を作るか考えるのではなくて、そこから何を学びたいのか)」という点。ほんとそうだなー。

面白かった。

プレゼン中に紹介のあった別のスライドがこれ。

坂田さん「Lean UX Quest in Tokyo」

活動紹介というか、これまでの振り返りみたいな。

こちらのブログでも紹介されている。

Lean UX Quest in Tokyo at Lean Startup Update!! 2015 - UXploration

具体的にどのようなワークショップを行ったのか、どのような学びが得られたのかについては、以下のグラフィクレコーディングを見たほうが参考になりそう。これ面白い。
「ドキュメンテーションを作るのではなく、共感を作る」

『LEAN UX』の著者、Jeff Gothelf 氏による実践型ワークショップ | Tokyo Graphic Recorder

角さん「Lean Analytic」

英語版をちょっと読んでいたのでとても楽しみだった。完読できていないので早く日本語版出て欲しい。

指標を選択する考え方がいくつも紹介されていたので、とても参考になった。

相関関係ではなく因果関係を。次につながる指標、フォーカスする指標は一つだけ。

冨山さん「実録!現場におけるLeanStartupの実践」

これまでと違って実践編って感じ。

「ユーザーの声に引っ張られてしまう、絶対視してしまうケース」が印象的だった。
課題を発見するにあたってユーザーの声を聞くのはとても大事だけど、出てきた言葉をそのまま飲み込むのではなくて、一度咀嚼して課題を抽出するの大事だなあと。

馬田さん「人間と話す Lean Customer Development」

ユーザーインタビューについては過去にやったこともあるので、そうだよなあと思いつつ聞いていた。

サービスを愛するがあまり盲目的に、誘導的な聞き方になってしまったり、課題を勝手に抽出してしまう人を思い出した。

聞き方を間違えてしまうと、そもそも課題を洗い出すファクト自体が歪んでしまうおそれがあるので、「ちゃんと聞く」の大事。




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