@d_tettu blog

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ヤフーに戻って4ヶ月。サラリーマン編集者の備忘録

気がついたらBuzzFeed Japanからヤフーに戻って数ヶ月経ってるので、備忘録的に書いておこうと思います。もう8月。夏だよ。はええなおい。
 
(この前食べたお寿司。これでどこか分かった人とは仲良くなれるはず)

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2011年にヤフーに入社して7年ほど、編集者・アナリスト(って言えばいいのかな)として働いてきました。もう30代になっちゃったよ。まじかー。
 
振り返ってみると従事した業務は多岐にわたります。検索アルゴリズムの評価と改善、ヤフトピ含むあらゆる出面の編成と分析→改善、BuzzFeed Japan立ち上げの交渉とその後の推進、SNS運用、記事書いたり動画撮ったり、火消ししたり……。いい意味で丁稚。使いやすいひと。
 
山口さんは何をする人なんですか? と聞かれていつも答えに窮します。何をする人なんだっけ。SQLをゴリゴリ書けるわけでもなければ、コンテンツ制作のプロとして活躍してきたわけでもない。数字を中心になんかいろいろやってきましたねえ、とかお茶を濁す。多少なりとも結果は出した気がするけど、分かりやすい実績があるわけでもない。
 
この前、上長からフィードバックをもらったときは「腹はくくるよね」と言われました。そうかもしれない。
 
とりあえずメディアの人間ではあります。
 
就職活動をしていたときはぼんやりと出版やIT系を見て回って、ネットが好きだったのでヤフーも受けてみました。そしたら「編集部があるんだけど興味ある?」と言われて入ってみたらそのまま配属。一応、肩書としては”編集者”に。
 
大人になってまわりを見渡すと、結婚後に家を買ったのに離婚して一人暮らしなうな人もいれば、幸せな家庭を築いて仕事も順風満帆でお財布ガッポガッポな人もいる。成功しているように見えて話を聞いてみるとキャリア迷子感のある人もいれば、何をしているか分からないけど楽しそうに生きている人もいる。
 
人生いろいろだ。
 
サラリーマン編集者の話に戻ろう。
 
肩書は編集者ではあるけど、今はコンテンツを作っているわけでもない。作る/届ける(制作・編成)人たちをサポートする、彼らのパフォーマンスを最大化するためにデータを分析する、戦略を構築する、事業環境を整備する。それにまつわるアレコレを業務にしています。
 
プラットフォーマーでありながら”編集者”の肩書を持つ人って、ほぼいない。データを見てサイエンス側とやり取りして、ロジック考えたりして。編集者ってなんだっけ。というわけで、他の人に話をしてもあんまり話が通じません。キャリア迷子だ。まあそれは仕方ない。
 
BuzzFeed Japanでそれなりにうまくやってきたので今のところはいい感じで使われていますが、信用残高は何もしないと目減りしていくものです。1〜2年くらいで目立った実績作れたらいいなあ、と思いつつそんなにうまくいくこともなかろう。
 
ヤフーに戻って変わったこともあれば、変わっていないこともあります。「LINE+海外テックジャイアンと、振興ベンチャー集団の間に挟まれてキツイんです」な状況ってなかなか切迫感あるんですね。
 
起業に興味ないのかとか、フリーランスにならないのかとか聞かれますが、まだいいかなー。会社員にしがみついてやる。
 
これからはよりデータ・ドリブンな組織にすべく、西に東に動き回ろうと思っています。社内/社外の仲間づくりからかなあ。あちこちに話しかけることもあるかもしれませんが、みんな気軽にやりとりさせてくれー。
 
Twitterはこちら。たまにクローズドな飲み会とか勉強会とかしてるよ。

なに書いてたんだっけ。まあいいや、引き続きよろしくお願いいたします。