「既存の商業メディアに乗るのがゴール」のちょっとしたがっかり
ネット発で人気になった人が商業デビュー、みたいの見るたび思うんですけど、「既存の商業メディアに乗るのがゴール」って意識はもう捨てていいんではないか。一見ネットを称賛しているようでも結局は最後に商業に行ってアガリだみたいの、根強くあるでしょ。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 30
既存のルールにとらわれずネットを利用して自由な創作が、とか何とかいいながら最後はレコード会社から音楽CDとか出してもらってオリコンのランキングに載るっていうゴリゴリに既存の勝ち負けの枠でゴール判定かよ、みたいな。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 30
いや勿論、本人がそれを望んでるならいいんですけど。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 30
いや、うん、その個人が「商業デビューがゴール」って自分で目標設定して頑張るのはそりゃ自由ですよ。ただ、「既存のメディアにとらわれず」的にネット媒体を称賛しといて「ついに商業デビュー」がゴールになるみたいなお話の流れはちょっとおかしいでしょ、ということです。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 30
何気なくぼやいただけなのにRTが10以上来るとだいぶ焦るじゃないですか。これもうちょっと詳しくいっておいた方がいいかな、誤解されないかな、どうしようかな、とかソワソワし始めるじゃないですか。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 30
ニコニコとかで「いまはネットを使えばアマチュアでもこんなに!」て言っておいて「あの人が商業でプロデビュー!」になるみたいのね。うん。あれね。お前ら結局「ネットのアマチュアは、商業メディアのプロへの踏み台だ」としか思ってねーんじゃねーかよ、ていう。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 31
君らあんだけ称賛の言葉を放っていながら、実は本心では「所詮はネットで手弁当でやってる素人だ」としか思ってなかったんだね。てなるじゃないですか。ねぇ。
— IronNine (@IronNine) 2015, 5月 31
「既存の商業メディアに乗るのがゴール」という意識はとりあえず日本だとなかなか廃れなさそういんじゃないかなー。ネットだけだとマネタイズするのが難しいし
https://t.co/vk8M1FUitE
— 加野瀬未友 (@kanose) 2015, 5月 30
@kanose 最近の若い人だったら、「既存の商業メディアがゴール」とか甘い事を本心からそう思ってる人って本当にいるのかしら。インタビューとかでそういう類の発言してる人がいたのかなあ。
— フエタロ@緑A11 (@Fuetaro) 2015, 5月 31
レジに小銭投げつけてぼそっと「メンソール」って言って聞き返したらブチ切れる客に匹敵する案件がオンライン上でもおきるくらいじゃないと既存メディアで商業デビューがあがり感覚って無くならないんじゃないかしらん。
— 空気の読めないコミュ障 断崖 (@yamao801) 2015, 5月 31
ちょっと主旨は異なるかもしれないのだけど、ある知り合いのライターの方が、「おれは今の自由な身の振りを捨てずにやっていきますよ」みたいなことを色んなところで言っておいて、いわゆる大手から声がかかった瞬間に目が輝きだしたっていうのを思い出した。
僕は特にそれを悪いとは言わないし、目の前にやってきたチャンスボールに対してちゃんとバットを振ることは良いことだと思うのだけど、なんというか「ん?」と感じないでもなかった。
これまで築いてきたスタンスがあったとしても、ある種の「可能性」や「期待」が転がってきた時に、それをやり過ごして通り過ぎるということは難しいことなんだろう。
僕らは生きていて、日々食う飯や酒を確保せねばならんのだし。
上場ゴール思い出した
— だぃ (@daihxSE) 2015, 5月 30