レコードのどこに価値を見出し、どこで売れているのか、という話。
アメリカでレコードを売っているお店
人気復活のアナログレコードですが、実はレコードショップでは購入されていない事実が明らかになりました。
全米展開のセレクトショップ・チェーン「アーバン・アウトフィッターズ」(Urban Outfitters)が、アナログレコード販売では世界最大であると関係者が発言しました。
アメリカ人はアナログレコードをもうレコ屋で買っていない事実 | All Digital Music
レコ屋で売れてないかは知らんが、レコードに価値を見出す層がどこにいるか、という点では興味深くはある。 / “アメリカ人はアナログレコードをもうレコ屋で買っていない事実 | All Digital Music” http://t.co/fAHNPGP4Er
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 9月 28
どこに価値を見出すのか
「レコードで音楽を聞く」ことよりも、「レコードに価値を見出すことそれ自体の価値」に重きを置いている人が多い印象。身の回りで言うと。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 9月 28
だから音楽はなんでもいいというわけではもちろんないのだけれども、自分の理想像を構築するにあたって必要なパーツの一つ、くらいの位置付けにはなっている気がする。それが悪いとかではなく、そういう層もいるんだろうな、と。
— やまぐち りょう (@d_tettu) 2014, 9月 28
レコ屋とは別の場所でレコードが売れている、もしくは旧来のそれとは異なるお店で売れているという印象はあるのだけれども、誰が買っているのかというと、これまでレコードに価値を見出していた層とはこれまた違う点に価値を見出しているのだろうなと。
身の回りの友人・知人を見ているレベルでの印象。自我構築のパーツとして勃興しているのかなあ。
どんなところが価値なんだろうと考えた時に、だいたいの人が「聞くのに手間がかかるのが逆に良い」とか「音に厚みがあって良い」と話していたのを思い出す。
何と言うか、機能的な価値とは別に、情緒的な価値をどうアピールするかで全然違うんだろうなあと思った。
シーブリーズが「男性用のマリンスポーツ後に使うやつ!」から「女性が日常的に清潔感を得たいときに!」みたいに訴求ポイントを変えて、売り上げを爆発的に伸ばしたように。