@d_tettu blog

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#春樹力の高い童話 に見る「ファンになってもらう」大事なポイント

なんかネットで出回ってた

昔はよく村上春樹の小説を読んでいたので、どこか懐かしい気持ちになった。

ああ、あったよなあ、こんな言い回し、と。






自分でも幾つか

確かこんな表現もあったような、と幾つか書いてみた。
意外とすらすらと出てくるものですね。


人は「形式」に惹かれるのかもしれない






人があるものに対して「ファン」になる、ということは、これまでの体験やそれによってもたらされる快感が今後も得られるであろう、という連続性への期待感からもたらされる行動だと思っている。

上述したように音楽などで考えると分かりやすいのかもしれない。
また、村上春樹のファンは彼が何を書いても、それが村上春樹であることをやめなければ、おそらくフォローし続けるだろう。

そこにコアなファンがつく大事な要素として、以下のことをパッと浮かべてみた。

  • 文体や音楽性、歌詞などに「スタイル」はあるか
  • メッセージに普遍性があるか
  • 良い品質か

漠然としているけど。

よくある「色が必要」みたいな話をする時に、政治メディアだ〜とかファンクとポップを組み合わせた〜とか言う話の仕方をしてしまいがちだけれども、そうではないのかもしれない。

自分たちの「らしさ」が、表現の細部にどのように表れているのか、そしてそれがどのように伝えられるのか。

そんなことが大事なのかもしれない。

隊長の「mixiの滅亡をお祈りしております」の伝統芸能のような結びみたいに。