@d_tettu blog

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「宅間守精神鑑定書」買ってみた

http://instagram.com/p/Z-uHgJj7LA/
新宿の書店でやっと見つけた。

購入動機としてはゲスい

著者の岡江さんは以下のように述べる。

「社会に激しい衝撃を与えた附属池田小事件を起こした宅間守の精神鑑定書をきちんとした形で残しておく必要があると考えました」

診断の妥当性についての検証の意義、精神医療のあるべき姿を振り返る必要性を考慮し、出版されたそうな。
しかしながら購入するにあたって、そのようなことは全く考えず。単純な知的好奇心、ともすればゲスい好奇心。あんな事件を起こした人間はどのような人だったのだろう、という。
ともすれば「人殺しの顔を見たいとは思わないのか」的な動機にちかい。まああんまり褒められたもんではないが、そこまで後ろ指さされるものでもないか。

事件と報道と精神医療の狭間

まだ1/4くらいしか読んでないけど、調書や供述に見る人物像がとても興味深い。
本人の小学校時代の様子や、離婚してからの行動…。彼がどのような人物であったのか、文章から簡単に分かるわけではない。しかし、周囲の方々が彼に対してどのような印象を持ったのか、どのような状況にどう行動したのか、多面的に見ると報道されていた情報とはまた違った表情が見えてくる。
導入から調書あたりまでしか読んでいないが、空き時間に読み進めて精神医療・鑑定の姿を見ていきたい。

そういえば

Amazonで売り切れ、近所の書店でも売り切れ…新宿の紀伊国屋で2冊だけあった。
入荷がそもそも少ない気もするが、もしかして売れてる?
知らんけど。